3月25日。たびたび一緒に飲んだ顔ぶれと
「3年ルール」と呼ばれる、派遣社員としての契約満了までは3カ月弱残っていましたが、派遣会社の担当者からスキルアップのための学びを勧められ、4月の繁忙期を終えるタイミングで今の職場を離れる決断をしました。
そもそも送別会をしてもらう気なんてないとはいえ、就業開始当時に配属されたチームのメンバーと、このままサヨナラになってしまうのはさみしい。
そんななかで高まる、COVID-19の感染拡大による自粛の流れ。
ひっそりと契約満了を迎えるのは決定的と思われましたが、いつも飲み会を仕切ってくれたNさんが「送別会をやろう」と声をかけてくださいました。
こんな時期だし、限られた顔ぶれでこぢんまりということで「赤ベロ(旧・食べ飲ま)」などでたびたび一緒に飲んだ4人で集まることに。
お店の決定権を任せられてリストアップしたなか、Nさんが手配してくださったのは、職場の話題に時々登場しながらも訪れる機会のなかった「おば九」でした。
個室になっているのも、こういうご時世には向いていたみたい。
アクセス
ANAインターコンチネンタルホテル東京の向かい、ゴルフ用品店の角から坂道を上り切る手前の右手。
東京メトロ千代田線・赤坂駅からだと、5a出口が最寄りです。
メニュー
今回利用したのは、飲み放題付き5,500円の特選寿司宴会コース。
生ビールがプレミアムモルツであるのが、ちょっとイイ印象を覚えます。
でも、ビールは冷えるんですよね(苦笑)
いただきます
「日本のジン」というのに興味を持ったのと、ビールよりはゆっくり飲めるだろうと、翠ジンソーダを。
森のようなさわやかな香りで、食事の邪魔をしなさそうです。
でも「氷なし」っていえばよかったなぁ…。
■本日の厳選前菜、朝採れ鮮魚のお刺し身、三浦野菜の彩りサラダ
グルメサイトのメニューには「盛り合わせ」となっていますが、リスクを避ける配慮から、前菜もお刺し身も個別盛りに変更されていました。
前菜はエビをすり身と湯葉で包んで揚げたモノと、ナノハナのおひたし。
お刺し身はひと切れひと切れが小ぶりですが、鮮度よく身が締まっています。
柔らかな千切りキャベツにとびっこを散らしたサラダは、イタリアン系のドレッシングが美味。
刺し身の付け合わせになっていた海藻も入れちゃいました。
■季節の焼魚
サワラの西京焼きに、はじかみを添えて。
皮はパリッ、身はホロリの焼き加減に感心させられます。
■本日の煮物
グルメサイトの記載では「本日の煮魚」となっているところ、コチラも豚肉と絹豆腐の煮込みに変更。
甘めの味付けが豆腐にしみて、日本酒や焼酎がしっくりきそうです。
すみませ~ん、芋焼酎のお湯割りくださ~い。
■サクサク天麩羅
シシトウとエビに加え、ホッコリヌメッとした食感の魚。
この1品だけは4人分の盛り合わせになっていました。
見た目はぽってりしているけれど、衣は軽くてサクサク。
コレはアツアツのうちに食べるべし。
■溜池おば九 自慢の握り
マグロの赤身、ハマチ、タイ系、厚焼き玉子と、ラインナップは最初に出てきたお刺し身とほぼ同じ。
小ぶりで酢を控えたシャリは、柔らかめに握られています。
お寿司で締めると、オトナって感じがしますなぁ。
■季節のデザート
ほとんど甘さのない寒天に黒蜜をかけて。
ラストオーダーでお代わりした芋焼酎のお湯割りとの相性も悪くありません。
心残りは、5月の「赤ベロ」で一緒に飲めないこと。
とはいえ、そのころにCOVID-19が収束しているかは分かりませんが…。