5月13日。新宿まで歩いて買い物に
ところがお目当てのモノが見つからず、空振り。
来る時にはあちこちに出ていたお弁当売りの出店も、おおかた片付けられた後でした。
スーパーかコンビニで何か買っていくか…と来た道を戻っていると、通りの向かいに気配を感じました。
「たまねぎ本舗、さすらい屋?」
しかも歩道には、500円ランチののぼりも。
ひとまず様子だけでも見てみようと、通りを渡ります。
アクセス
青梅街道沿い、成子坂下交差点のすぐ近く。
東京メトロ丸の内線・西新宿駅からだと400mほど、中野坂上駅からだと700mほどです。
黄色いバックにドーンと描かれたタマネギの看板が目印。
「さすらい屋」の文字にも愛嬌があります。
お店は2階。
500円なのはとり丼だけですが、チキンカレー600円だって十分リーズナブルです。
それにあちこちに描かれているタマネギのキャラクターがかわいらしい。
料金先払いのセルフサービス制。
平日の午前11時から午後5時だけの営業なら、これまで知る機会がなかったのも無理からぬことです。
ふふっ、「西新宿の皆様、いつもありがとうございます」ですって。
メニュー
とり丼もいいけれど、自分がつくった以外のカレーが食べたいと思っていたところ。
激辛カレーにスターターキットがあったり、チャイが付いているあたり、それなりに覚悟して臨む必要がありそうです。
ならば今日は、お店自慢の柔らかなお肉をいただくとしましょう。
豚の角煮カレーは1,100円、牛スジ煮込みカレーも1,100円。
それに比べると、ソフトドリンクとサラダが付いた、とろぷるセットの1,000円がかなりお得に映ります。
階段を上り切ると、こんなメッセージがお出迎え。
ほっこりした気持ちとともに中へ入りましょう。
店内の様子
カウンターで注文して、その場で支払い。
「ごはんはこのくらいの量でいいですか?」
いったん盛ってから確認してくださる心づかいがウレシイ。
トレーを受け取り、後ろのテーブルで調味料や漬物を。
手のアルコール消毒をしていたら、店主が「開店から10年くらい、ほとんど出番のなかったアルコールがこのところ大活躍です」と笑顔を見せました。
窓に面したテーブルに座っていたビジネスマンと背を向けるよう、ふたりがけのテーブルへ。
壁にもタマネギが描かれています。
いただきます
■とろぷるセット(1,000円)
ホロホロに崩れたチキンカレーに、豚角煮と牛スジ煮込みをトッピング。
卵は味玉と温玉から選べます。
ドリンクに選んだアイスチャイは、シナモンなどの香りがガツンときてかなり本格的。
野菜サラダには、キャベツとニンジンの千切り、レタス、コーンにサラダスパゲティも。
タマネギの甘みが広がってとてもまろやかかと思えば、どことなくしょうゆを感じる和テイスト。
さらに、奥から控えめに香るスパイスの風味…と、ひと口ごとに異なる味わいに驚きます。
豚角煮は下味が抑えられていて、あっさりトロトロ。
牛スジ煮込みもスプーンでほぐせる柔らかさです。
そして、割り玉っ!
ねっとり濃厚な黄身を絡めたごはんとともに味わうカレーは、どことなく懐かしい味がしました。
食べ終えた器を返却口に返して、ごちそうさま。
「タマネギのキャラクターは、ご自身で描かれたんですか?」
「いや、知人にイラストレーターがいましてね」
かつては、入り口にマンガもはっていたとのこと。
カレーのおいしさもさることながら、このタマネギたちの和みっぷりもサイコーです。
店舗情報
たまねぎ本舗 さすらい屋
ジャンル:カレーライス
アクセス:東京メトロ丸ノ内線西新宿駅1番口 徒歩5分
住所:〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-26-11 鈴木ビル2F(地図)
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情報掲載日:2020年5月12日
“緊急事態宣言下のささやかな楽しみ その29「イブクロもココロも和むカレー」 【たまねぎ本舗さすらい屋(新宿区)】” への1件の返信
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