食べて納得、おもしろいうどん 【遊食処 御 こうちゃんうどん(安曇野市)】

6月9日。十数年来、気になっていたあの店へ

看板の写真はラーメン、だけど店の名は「うどん」
グルメサイトの口コミもビミョーで、店の前を通っても敢えて話題にしないのが、相棒との間の暗黙の約束になっていました。
「クルマを置いて行くから、外へ食べに行っておいでよ」といわれた平日の昼間。
こんな時でもなければ行ってみることはできないと、ごはんブロガーの使命半分、怖いもの見たさ半分で足を延ばしたのでした。

アクセス

安曇野インターと豊科駅をつなぐ、通称・グルメ街道の安曇野インター西交差点のすぐ西。
100mほど西には、丸亀製麺安曇野店があります。

メニュー&店内の様子

店に入る前に入り口脇のメニューを見上げて品定め。
季節限定のつけめんに真っ先に目が向きました。
でも初めてならば、さんま節焼きネギしょうゆでしょうか。

のれんをくぐると、風防室にテークアウェー用のメニューがありました。
消毒用のアルコールスプレーもね。

カウンター席に座ってメニューを手に取ると、入り口脇にある3種以外はしばらくお休みとなっているようです。
「おススメは、さんま節焼きネギしょうゆですよ」
そうとまでいわれると、もはや他にはしにくい雰囲気。
麺大盛りにするのを忘れてしまったけれど、足りるかなぁ(笑)

サイドオーダーの存在に気付いたのも、注文を終えた後。
デザートや漬物はともかく、サラダは頼んでもよかったかも。

待っている間に、創作うどんの説明書きや、

説明本に目を通します。
オープンは2001年。
チェーン店が軒を連ねる一帯で20年近く続いているのですから、それなりのことはあるというものです。

また、説明本のダイジェストは、店内のモニターでも30分に一度放映されます。

いただきます

■さんま節焼きネギしょうゆ(880円)
パッと見はラーメンそのもの。
後茶漬け用のごはんが付いているので、ボリュームも十分そうです。

トッピングが分かるよう、ぐるりと回して寄りで。
おつゆの香りは確かにうどんです。

全粒粉を使った麺は、しっかりとしたかみごたえ。
ひと口目はおつゆの甘さが苦になりましたが、レモンスライスを搾り、唐辛子を振ったら食べやすくなりました。
お肉もホロリと崩れて柔らか。
千切りキャベツもたっぷりだし、おつゆ多めのサラダうどんのイメージ?

麺を食べきったところで、具をできるだけさらって後茶漬けに。
このころになると、おつゆもだいぶこなれて後を引く味になってきました。

やってくるお客さんは、ほとんどが地元の常連さん。
個性の強い創作うどんだけに、1度目より2度目、2度目より3度目と、食べ続けるうちにとりこになるんでしょうね。

店舗情報

遊食処 御 こうちゃんうどん
ジャンル:うどん
アクセス:JR大糸線(松本-南小谷)豊科駅 徒歩21分
住所:〒399-8201 長野県安曇野市豊科南穂高寺所107-4(地図
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情報掲載日:2020年6月9日

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