12月14日。終業後にランチ仲間で六本木へ
激務でお疲れの部長(♀)がランチ時に発したひとことがきっかけで火鍋の会が催されました。
季節柄、早々に予約で埋まっているお店が多いなか、ランチ仲間のなかで一番仕事の早いTさんが押さえてくれたのは、あの有名店です。
アクセス
溜池方面からは、六本木通りの市三坂にさしかかる手前を左折。
六本木墓苑手前の路地を進んだ左手に、小さな入り口があります。
専用エレベーターで4階へ。
定員4人と書いてあるけれど、みんなスリムなだから5人でも大丈夫(笑)
入り口のドアを開けると、店全体がカレーのような香りで満たされています。
店内は4席程度の小部屋がいくつか並ぶつくり。
イスの下の引き出しに荷物を収め、気持ちは火鍋一直線です。
いただきます
Aコース(4,299円/人)を注文し、まずは乾杯。
ドリンクメニューがなかなか充実していましたが、食べるのとおしゃべりに夢中だったので、2杯目以降には至りませんでした(笑)
前菜はピータン、クラゲの冷菜、台湾香腸の3種。
発酵が浅く、あっさりしたピータンにはちょっぴり醤油を垂らすとオイシイ。
香腸の独特な甘みに、台湾行きたい病が再発しそうになります。
左側がスパイシーな「天香鍋」、右側が優しい味わいの「回味鍋」
そのふたつがくっついて店の名前になっているんですね。
2人前の具材。
カキノキダケやタモギダケ、ジャンボなめこなどのキノコを中心に、ホウレンソウやケール、ニンニク、カボチャ、サツマイモと、野菜が主役を飾ります。
「高いところから失礼します」
長身のスタッフがスープのなかの個々の具材の効能を説明してから、野菜を次々と鍋へ入れていきます。
「イケメンに料理してもらうと、いっそうおいしくなるのよね」
そんな発言が出るのは、女子会だからこそです(笑)
キノコも入って、いい感じで煮えてきました。
米沢豚のロース肉と肉団子。
グラスに入ったパクチーがいい香りです。
器に取るスープの割合は、回味鍋2:天香鍋1がおススメ。
肉は煮えすぎないうちに引き上げるのが鉄則です。
じっくり火を通して甘みを増した葉物、食感とうまみのいいキノコに、みんなの箸が加速します。
おっと、サツマイモも煮崩れる前にもらっちゃいますよ~。
スパイスの効果か、イブクロがスッキリしてどんどん食べられます。
ヤマブシダケと生キクラゲ、厚揚げ、キャベツ、イカ団子を追加注文。
ヤマブシダケは、カリフラワーのような見た目の中からジュワッとスープがしみ出して、みなハマった!
締めの主食は、クロレラを練り込んだ翡翠麺と讃岐うどんが選べるので、翡翠麺3人前、讃岐うどん2人前で。
お餅も追加しちゃいました。
デザートは杏仁豆腐。
薬膳効果で中から温まったカラダには、このくらいの甘さがちょうどいいみたい。
部長の開放感あふれる笑顔に、おいしいモノはいい仕事をするためには欠かせない原動力だと実感します。
仕事納めまであと2週間。
我々も火鍋効果でビシッと乗り切りましょう。