10月31日。晩ごはんは予約を入れていた店へ
道中の温泉で温まった後、当初の見込みよりも早く安曇野へ戻ってこられたので、ウチでひと休みしてから豊科の街まで歩いて行くことにしました。
この日は「ブルームーン」と呼ばれる、月に2回目の満月。
こんなに広い空を照らす満月は、Sちゃんにとって新鮮に映ったみたい。
アクセス
というわけで、やって来ました「パーラーつばめ」
国道147号の成相交差点と豊科駅入口交差点の間、うなぎ屋の角を東へ折れて200m弱。
豊科公民館のはす向かいにあります。
1回目はクルマ、2回目は自転車での訪問でしたが、今回歩いてきたのは、お酒も気兼ねなく楽しみたかったからです。
店内の様子&メニュー
テーブルとカウンターで10数席。
カウンターの中央には、黒板メニューが用意されています。
「ココにあるメニュー、端から全部持ってきて」というのが、初めて来た時からの夢(笑)
全部は無理でも、3人いればそれなりの品数はいけそうです。
グランドメニューの定番も、お見逃しなく。
いただきます
3人なら1本でちょうどいいだろうと、パテドカンパーニュに合うワインをセレクトしていただきました。
イタリア・トスカーナ地方の「CADMO」という赤。
フルボトルで3,000円と、お値段もカジュアルです。
ではでは、かんぱぁ~い。
■お通し(300円)
前菜は鴨の生ハム。
ピンクペッパーを散らしているのが、この店らしいです。
ねっとりとして口の中で少しずつ溶けていく熟成の妙。
この店のオイシサを物語る、ほんの序章に過ぎません。
■つばめ風パテドカンパーニュ(700円)
見た目の美しさもさることながら、3人で分けるにも十分なボリューム。
コレに合わせてワインを選んでもらっただけあって、ワインとの相性は格別です。
■前菜盛り合わせ(1,200円)
ナスのペーストにキャロットのラペ、キノコのマリネ…。
生ハムの入ったポテトサラダをはじめ、どうやってこの組み合わせを思いついたのだろうと感心するくらいに、センスのよさがにじみ出ています。
■広島産 カキのコンフィ(360円/個)
大ぶりで立派なカキ。
もうコレは「ウマイ」以外の言葉が出ないヤツ!
■柿とシェーブルのサラダ(600円)
牡蠣に続いて柿で。
柿にフレッシュチーズの塩気がこんなに合うなんて。
■揚げ栗パルメザンチーズ(500円)
隣のテーブルに出てきた品がオイシソウで、すかさず頼んだお品。
熱いうちにチーズをからめるに限ります。
栗って揚げると旨味が濃くなるのね。
■仔羊のハンバーグ 温玉付き(1,200円)
羊肉好き、ハンバーグ好きなら頼まずにはいられません。
下に敷いてあるのは、ひよこ豆のペースト。
付け合わせも揚げたゴボウだなんて、いちいちオサレです。
お約束の断面ショー。
おぉ、確かに羊肉が香りますなぁ。
■エゾ鹿ボロネーゼ生パスタ(1,000円)
粗めにたたいたエゾ鹿のワイルドな香りをクリーミーなソースがほどよく包み込んでくれます。
以前ランチで食べた海老のトマトクリームパスタも絶品でしたが、これまたうんまい。
■つばめのプリン(450円)
先日訪れた時に味わった、レトロな固いプリンをSちゃんにも。
あの時よりも表面の美しさがレベルアップしているみたい。
テーブル席もカウンター席も埋まってしまい、やって来たお客さんをお断りする光景に、予約をしておいて正解だったなと。
ファンが増えるのはうれしいけれど、なかなか予約が取れない店になってしまったらと思うと、気持ちは複雑です。
“秋の信州をご案内 ご近所のビストロ編 【パーラーつばめ(安曇野市)】” への2件の返信
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