12月7日。日中も気温が上がらず、寒い1日でした
この日は相棒が松本で忘年会。
こんな日は肉を食べて温まるに限ると、焼き肉の店をチェックしていたのですが…。
他の用件に没頭してしまい、気づいた時には相棒をピックアップしに行くまで1時間を切っていました。
しかも道を1本間違え、リカバリを試みるも入り口を見つけられずに通り過ぎてしまうという失態。
10数年前にはさんざん走り回っていたはずなのに、もはや松本の地理は頭から抜けてしまっているようです。
この時間からでは、もう焼き肉は無理。
ということで、通りがかりに見つけた中華そばと焼きめしの店へ入ってみることにしました。
アクセス
国道19号・高宮交差点と、奈良井川に架かる月見橋との間。
近くには、長野県信用組合南松本支店があります。
そういえば数年前までも、「凌駕」というラーメン屋でしたっけ。
駐車場にクルマを止めて見上げると、商品に関するうんちくが。
じっくり読んでいる時間もないからと、とりあえずカメラに収めます。
メニュー
店先の看板を見ると、自分の好みと通じるとは思えない系統。
焼きめしとギョーザにするしかないと決めて、入り口のドアに手をかけました。
その瞬間目に入った黄色いポスター。
山本太郎ならぬ、ヤマモトジローですって?
店内の様子
券売機でポチッとすると、厨房にオーダーが入るシステム。
できあがるとモニターに番号が表示されます。
広い厨房にいるスタッフはわずかふたり。
受け取りも下膳もセルフサービスで、労力を最低限に抑えています。
中華そばよりは、もちろんジロー。
野菜の量は少なめと普通が選べます。
ミニサイズの焼きめしとセットで1,000円いかないとはお値打ちです。
いただきます
■ヤマモトジロー 焼きめしセット小(950円)
番号を呼ばれて受け取りに行き、そのボリュームに目を丸くしてしまいました。
「ニンニクとショウガはカウンターにあるので、お好みでお使いください」
そういわれたものの、動揺していてニンニクとショウガの区別が付かず、入れそこなっちゃいました。
受け皿はあるとはいえ、野菜を沈める余地はなし。
野菜の下からそっと麺を掘り出します。
醤油色に染まった、ごってりとした太麺。
見た目ほど醤油辛さが苦にならないのは、脂のおかげでしょう。
しかし、急いで食べるにはかなりハード。
300gもある麺は、なかなか減ってくれません。
スープもほら、すごい色。
表面の脂にもご注目。
てんこ盛りの麺と野菜をやっつけて焼きめしへ。
ごってりとしたジローの後には、あっさりと感じます。
強火であおっているようには見えなかったけれど、パラッとした仕上がり。
お腹いっぱいでもスプーンが止まらないから不思議です。
店に入った時点で「10分ほど遅くなる」と一報は入れていたけれど、寒いなかで相棒を待たせるわけにはいかないと、せわしないことこの上なし。
もっとも、満腹中枢が機能する前だったからこそ、これだけの量を完食できたのかもしれませんが(笑)