6月20日。半月ほど前に見つけた気になる店へ
都道府県境をまたいでの移動自粛規制は解除になりましたが、海外旅行ができるのはまだまだ先のこと。
「豊科のアジアへお昼を食べに行かないか」
パスポートのいらないアジア、賛成~っ♪
アクセス
国道147号の成相交差点と豊科駅入口交差点の間にある、安曇野市まちづくり会館を目印に東へ折れた路地沿い。
ちなみにまちづくり会館は、今年の3月末で貸館業務を終了していますが、存続を望む声は多く、安曇野市商工会に譲渡する方向で話が進んでいるといいます。
(詳しくは → コチラ)
飲み屋はポツポツとあるものの、昼間営業している店があるとは思えないような一角。
カラッとした風を受けてはためく「タイ料理」ののぼりが健全に映ります。
店の外まで漂う、お肉を焼くにおいもオイシソウ。
メニュー
壁にはられたメニューを眺めて品定め。
おっ、パッシィユもある!
ランチセットは4種類あり、各1,000円。
「ボクはグリーンカレーセットだな」
タイ料理を食べに行くたびに思うけれど、ホントにグリーンカレー好きねぇ…(笑)
店内の様子
引き戸を開けると、奥行きがあってなかなか広い。
赤い長ソファーといい、カラオケといい、かつてはスナックだったと思われるつくりですが、驚くよりもすんなりと腑に落ちました。
2台あるテレビのうち、手前ではタイの番組、奥では日本の番組を。
「塩尻」「山賊焼き」というテロップに、思わず画面に見入ります。
『出川哲朗の充電させてもらえませんか』は、結構好きな番組だし、近所まで来ていたというのは純粋にウレシイ。
この店に来てくれるようなことがあったら、おもしろいんだけどなぁ(笑)
いただきます
■シンハービール(700円)
上田のリトルタイでは封印しなければならないビールも、歩いてこられるお店なら安心して飲めるというもの。
生ビールはスーパードライとありましたが、タイ料理にはやっぱりタイのビールでしょ。
■タイ串焼き(1本150円)
何はさておき、焼きたての温かいうちに。
スパイスの香りといい、しっかりとした肉質といい、ジューシーな焼き加減といい、自信を持っておススメするだけのことはある逸品です。
ビールとの相性のよさは、いうまでもありません。
■グリーンカレーセット(1,000円)
グリーンカレーにライス、タイラーメンと、ボリューム満点。
グリーンカレーは食べ慣れているモノに比べると若干やぼったい感じがありますが、日本のお米にはコチラのほうが合うのかも。
豚のすじ肉も柔らかく煮えていて、プルッとした食感にテンション上がります。
タイラーメンをひと口食べた相棒が「スープがスゴイよ」と勧めてくれました。
おっ、この味は…。
旨味と辛味、香りが複雑に絡み合い、バンコク・カオサンの麺屋で食べた1杯を思い出させます。
■パッタイ(900円)
パッシィユを頼んだところ、カナーという野菜を切らしているためにできないといわれ、パッタイに。
モヤシにニラ、厚揚げ、卵、エビと、具だくさんです。
甘辛のタレには、レモンを絞ってさっぱりと。
干しエビとピーナツの香ばしさが効いています。
パッシィユにはありつけなかったけれど、幅広の麺のモチモチには十分満足です。
「コレに卓上の調味料があれば、いうことないんだけれど…」
そんな相棒のつぶやきが聞こえていたのか、ママさんが調味料セットを出してくれました。
そうそう、コレこそタイ料理の醍醐味。
調子に乗って入れ過ぎないよう、自己責任で。
食後にはコーヒーでさっぱりと。
飲めない人もいることから、ひと声かけてから出してくださいます。
上田のリトルタイがイナカ町の食堂のイメージなのに対し、コチラはバンコクのお母さんのイメージ。
想像以上の本格度は「バンコク博覧会」といっていいように思います。
店舗情報
亜細亜
ジャンル:タイ料理
アクセス:JR大糸線(松本-南小谷)豊科駅 徒歩6分
住所:〒399-8205 長野県安曇野市豊科4307(地図)
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情報掲載日:2020年6月20日
“豊科でバンコク博覧会 【タイキッチン 亜細亜(安曇野市)】” への1件の返信
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