うどんもうまい、そば屋の定食 【信州砂場(松本市)】

10月25日。あずさ移動前、松本駅前で晩ごはんを

「カニクリームコロッケが食べたい」という相棒の要望で、およそ7年ぶりに松本駅近くの洋食の老舗を訪ねましたが、入れるまでだいぶ待たなければいけなさそう。
ウェイティングボードに名前を書くのでもなく、待っている間の「密」回避に配慮しているのでもなく、ただ並んで待てという店側の旧態依然さにモヤッとし、アルピコプラザ最上階にあるレストランフロアへ転進したのでした。

アクセス

松本駅お城口から、しらかば大通りを挟んで少し南寄り。
1階がバスターミナルになっている、駅前の主要な建物のひとつです。
「駅前のヨーカドー」として栄えていたのも、今は昔。
イトーヨーカドーが撤退してからは、すっかりパッとしない存在になってしまいました。

店内の様子&メニュー

すっかり寂しくなってしまったのはレストランフロアも同様で、今も営業しているのは、サイゼリヤ、餃子の王将に加え、地元の豆腐料理屋とこのそば屋くらい。
「おっ、カキフライがある」
相棒いわく、クリーミーな揚げ物が食べたかったそうで。

この日の日替わりは、白身魚フライ定食。
コレも悪くないんじゃない?

そばにあまり興味のないワタクシにとって、レストラン街のそば屋といった程度でしか認識していませんでしたが、店名を見ておやっと思いました。
「砂場」といえば、江戸の三大のれんに挙げられるそばの名店。
そんな「砂場」が、どうして信州そばの本場に?

ショーケースのサンプルを眺めても、そばの名店というよりはフツーに定食屋。
お値段もリーズナブルです。

充実した冊子メニューは写真に収めそこなってしまいましたが、お得なおすすめメニューも。
でも、海なし県でわざわざまぐろ丼はないかな(苦笑)

同じフロアでも順番待ちになる店もありましたが、コチラの店のお客はひと組かふた組。
しかも、注文から料理の提供、会計までを年配の男性がワンオペで回しているのを見ていたら、気の毒になってしまいました。

いただきます

■かきフライ定食
そんな事情もあり、提供までは20分ほど。

今シーズン最初のカキ。
小粒ですが、ふっくらと揚がっています。

■白身魚フライ定食(880円)
注文の際、うどんは時間がかかるといわれたにもかかわらず、ワタクシが頼んだ品もほぼ同時に出てきました。

白身魚フライは、大ぶりなのがふた切れ。
ソース多めでいただきます。

うどんをひと口食べて、そのコシの強さに感心します。
そば屋でそばがオイシイのは当たり前。
イナカのそば屋では、うどんがあってもなおざりにされる傾向を感じていただけに、本格的なうどんが食べられるのをありがたく感じます。
このうどんだったら、鍋焼きで食べてみたい。

「カキフライには、やっぱりマヨネーズがほしいなぁ…」
相棒が厨房に尋ねたところ、コチラを付けるのを忘れていたそうです。
ピクルスがたっぷり入ったタルタルソースは、白身魚フライとも合いますなぁ。

店舗情報

砂場 松本 すなば

豊富なメニュー 丼もの多数
[住所]長野県松本市深志1-2-30
posted with タベレバ

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