11月22日。久々のラーメンです
風は強いものの、11月下旬とは思えない暖かな日。
先月末にも訪れたあの店の新作を求めて、相棒と豊科までお散歩です。
「人気の店だし、いっぱいで入れなかったらどうする?」
転進先を考えておいたのは、無駄ではなかったみたい。
お目当ての店にフラれてやって来たのは、「信州ラーメン四天王」として知られる松本の人気店「寸八」
今年の夏、安曇野に新店舗をオープンしたと聞き、場所だけはチェックしていました。
小さな店構えだけに数人待ちは覚悟していましたが、すんなり入れたのはラッキーです。
アクセス
国道147号線・新田交差点を西に折れ、県道495号(豊科大天井岳線)に入ってすぐの右手。
駐車場は店舗東側に3台分ありますが、近くにある県安曇野庁舎にクルマを止めて来る人もいるようです。
メニュー
メニューは、豚骨醤油とあっさり焦がし豚骨の2種類を基本とした、量とトッピングのバリエーション。
メニューを絞っているのに加え、配膳、下膳をセルフサービスにしているのも、小さな店でやっていくうえでのポイントなのでしょう。
店内の様子
券売機でポチッとしたら、食券をカウンター内のスタッフに渡します。
麺の硬さや味の濃さのリクエストがあれば、この際に。
厨房に面したへの字型のカウンターと、道路側に面したカウンターで10席足らず。
背中合わせで安心感があります。
麺は本店と同じ。
チャーシューは本店がバラ肉なのに対し、コチラは肩ロースとあります。
テーブルの上にはニンニクや豆板醤、ショウガも用意されています。
いただきます
■あっさり焦がし豚骨 特製(850円)、肉胡椒ごはんハーフ(200円)
先にできあがったのは、細麺のあっさり焦がし豚骨。
写真映えのよさは、さすがトッピングが充実した特製です。
焦がし脂とネギの香りがオイシソウ。
細麺といってもポキポキのストレートではなく、ツルッとしてしなやか。
スープともバランスがとれています。
角切りのチャーシューがゴロゴロ入った肉胡椒ごはん。
肉の脂の香りをブラックペッパーが引き締めていてうんまい。
■豚骨醤油らあめん 中盛(850円)
デフォルトのトッピングは、チャーシュー1枚とホウレンソウ、キャベツ、海苔3枚。
肩ロースを使ったチャーシューは、肉々しさがギュッと詰まっています。
久々の太麺。
あぁ、会いたかったよ。
この濃厚なとんこつスープが、麺も野菜もおいしくしてくれるんです。
「とんこつ専門店」と名乗るのも、伊達ではない旨さ。
松本まで行かなくても、この味が食べられるなんてありがたや、ありがたや。