12月29日。2020年最後のウォーキング、か?
この年末年始は寒波で大荒れだといわれているので、天気のいいうちに歩いておくことにしました。
この日は松本駅を起点に、塩尻までのおよそ17km。
生活圏の延長で勝手も分かっている、お気楽なコースです。
というわけで、道中は割愛(笑)
11分/km程度のペースで、午後1時前にゴールの塩尻駅に到着しました。
あぁ、お腹空いた。
アクセス
つまみ食いも控えめにせっせと歩いてきたのは、この店でごほうび飲みをしたかったため。
塩尻駅東口の階段を下りてすぐ目の前。
クルマでも塩尻駅前広場駐車場が利用できます。
「ほっとしてざわ」という名もユニークですが、手打ちそばから信州の季節料理、定食、薬膳粥までと、駅ナカとは思えない守備範囲の広いお店です。
店内の様子
民芸家具っぽいテーブルが並んで、和の雰囲気。
ふすまで区切られた個室もあるようです。
メニュー
そば・うどんだけでもこれだけの種類があるし、
馬刺しやジンギスカンの定食、ソースカツ丼などで信州の味覚を味わうこともできます。
もちろん、塩尻が発祥とされる山賊焼もね。
さらにページを繰ると一品料理。
飲み需要の高さがうかがえます。
地酒は美寿々、ビールは瓶、生ともにアサヒとのこと。
玉子酒があったり、焼酎もウーロン茶割りよりびわ茶割りのほうが安かったりと、見れば見るほど悩むメニューです。
大すずめ蜂焼酎とか、ツル人参とかって、自家製ってこと!?
いただきます
■グラスワイン 白(460円)、お通し(100円)
メーカーやどの品種を使っているかは尋ねるに至りませんでしたが、フルーティーでジュースみたいなワイン。
手づくりの鶏ハムがこんなにたっぷり付いていて、チャージ料100円はかなり良心的です。
■わかさぎ唐揚げ(550円)、地酒(420円)
ワカサギのから揚げというとサクサクとした香ばしさを楽しむイメージですが、これだけの大ぶりとなれば身もホコホコ。
美寿々は口当たりが甘めで、常温でありながら燗冷ましのような柔らかさを感じます。
■ピーマンの焼きびたし(380円)
野菜っ気が欲しくて頼んだひと品。
ピーマンはタネを付けたままレア気味に焼き、タレとおかかをかけて仕上げています。
ピーマンの甘味も、赤唐辛子の辛味も酔いわぁ。
■山賊焼(700円)
「味は付いていますが、お好みでガーリックパウダーをかけてどうぞ」
山賊の下に敷いてあるのは、ざく切りのキャベツではなくハクサイです。
4つに切ったひと切れは、肉厚のでっかでか。
下味もほどよいし、油切れもいいし、専門店に負けず劣らずうんまい。
ワカサギの唐揚げや山賊焼に舌鼓を打っていると、店のおかみさんと常連さんのやり取りが耳に入ってきました。
「サル肉が手に入ったんですけど、召し上がってみませんか」
同級生が猟師をやっていることで鹿や猪の肉が手に入るそうですが、サルはかなり特別。
こんなことでもなければ口にする機会はないだろうと、追加オーダーです。
■さる肉の唐揚げ(870円)、焼酎 そば湯割り(470円)
角皿には珍味サイズの唐揚げが5切れ。
ココロしていただきます。
おかみさんのいう通り、ジビエとしてはクセがなく、牛肉と豚肉の中間、あるいはラム肉に近い食感。
脂身からは甘さを感じます。
味とかみ切りやすさのバランスを考慮するとこの厚さがベストだろうし、シンプルに焼くだけではパサついてしまうのかなと。
■とろろそば(460円)、きのこそば(460円)
「まさか塩尻まで来てサルを食べるだなんて、年の終わりになかなかできない経験をさせてもらったよね」
店を出てから待合室で駅そばをすすりつつも、コーフンは冷めやらず。
松本までなら本数もあるだろうとタカをくくった挙句に列車を逃し、帰りも途中まで歩く羽目になったという、笑えないおまけ付きとなりました。
店舗情報
ほっとして ざわ
ジャンル:そば
アクセス:JR中央本線(名古屋-塩尻)塩尻駅東口 徒歩1分
住所:〒399-0737 長野県塩尻市大門八番町9-1 JR塩尻駅1F(地図)
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情報掲載日:2020年12月29日
“Have You Ever Eaten Meat of xxx? 【ほっとしてざわ(塩尻市)】” への1件の返信
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