まぐろきっぷでお出かけ まぐろまんぷく券編 【三崎館本店(三浦市)】

3月14日。三崎港に戻って、まぐろタイムです

城ヶ島で発車直前のバスに飛び乗り、三崎港へ戻ってきたのは午後1時過ぎ。
来た時より、お店も多少空いてきていると思いたいところですが…。

港のほうへ渡ろうとした時、ふとこんな標柱が目に留まりました。
「えっ、『食の神様』だって!?」
食べブロガーとして、見過ごすわけにはいかないでしょう。

港に背を向け、ひなびた小路を進んでいくと、正面にそれらしい神社が見えてきます。

海上安全、大漁満足から、縁むすび、合格祈願まで、何でも来い的な神様。

本殿前には、マグロの頭との撮影ポイントも設けられています。
で、「食の神様」は??

神武天皇から数えて12代目となる景形天皇が三浦半島から安房上総を巡行した折、天皇の料理のまかないを担当し、後に宮中で大膳職(だいぜんしき/おおかしわでのつかさ)の長となったとされる、磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)を祀る海南高家(かいなんたかべ)神社。
食材となった鳥や獣、魚などに感謝をささげ、食文化の向上を祈願する、料理とのゆかりが深い神社です。

大きな額で掲げられた「食の神様」の御姿。
一料理人が神様になってしまうとはねぇ…。

スポット情報

★相州三浦総鎮守 海南神社
三浦市三崎4-12-11
046-881-3038
http://kainan.server-shared.com/

アクセス

「食の神様」に敬意を表したところで、お昼ごはんへまいりましょう。
え~っと、お目当ての店は…。

「鮪のかぶと焼」の看板を目印に路地を折れると、立派な入り口が。

三崎港のランドマークである「うらり」と、大通りを挟んで真向かい。

趣ある建物は、明治41年創業の割烹料理旅館です。

メニュー&店内の様子

老舗の割烹と聞くとお高いイメージですが、ランチならためらいなく手を出せるお値段。
しかも我々は、まぐろきっぷですし。

入り口も、いかにも昔ながらの旅館といった風情があります。

「まぐろきっぷですか?」と尋ねられて「はい」と答えると、左手のお座敷へ案内されました。

先客はふた組。
開け放した窓から入る風に春を感じます。

まぐろきっぷでランチはいただけますが、飲み物の1杯くらい付けましょうか。

このあたりは、まぐろきっぷ膳のボリュームを見て考えますかね。

まぐろきっぷにプラス1,250円で、まぐろ御膳への変更が可。
後から来たおひとりさまの男性は、コチラをいただいていましたっけ。

いただきます

■ヱビスビール 中ビン(825円)
マグロには冷酒? それともワイン?
なんていいつつも、瓶ビールをふたりでシェアして。
やっぱりヱビスは、苦くてうんまい。

■まぐろきっぷ膳(2,090円相当)
リーフレットには複数のメニューから選べると記載されていますが、実際はまぐろきっぷ膳一択。
それでもひたすらお刺し身とか海鮮丼ではなく、マグロの魅力を少しずつ味わいたい我々には魅力的なメニューです。

手元のお品書きにラインナップが記されています。

定番のお刺し身に、

尾の身の天ぷら。

ひと切れはそのまま、ひと切れはシソを巻いて。
衣は薄く、カラッと揚がっています。
香りも、筋肉ならではの弾力もサイコー。
マグロは刺し身だけではないのです。

コリコリとした食感がおもしろい、皮のポン酢和え。
コラーゲンが肌によさそうです。
もちろん、キュウリは相棒に食べてもらいました。

酒盗(塩辛)は、白いご飯にのっけて。
はるか昔に食べたカツオの酒盗よりもあっさりしているかな。

三崎口までの京急往復分(バス代は含まず)にプラス1,700円程度でマグロを満喫できるとなれば、人気なのも納得。
しかも、コレだけじゃないんですから。

店舗情報

三崎館本店
ジャンル:魚料理
住所:〒238-0243 神奈川県三浦市三崎5-2-9(地図
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情報掲載日:2021年3月14日

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