9月2日。コリアンの隣は台湾でした
職場周辺の飲食店を探してGoogle Mapを眺めていた折、「台湾麺線」という名を見つけ、居ても立ってもいられない思いになりました。
コロナ禍前、最後に台湾を訪れたのは、2020年2月。
あれから2年半あまりが経っているんですから、そりゃぁ、台湾切れにもなるというわけで…。
アクセス
昼休みの1時間で行って帰って来るには少し遠いと思ってあきらめていましたが、先日訪れたコリアンの隣だと分かって、十分行けるじゃんと。
ランチ仲間で麺食いのTさんを巻き添えに、小雨降るなか足を延ばしました。
御成門交差点から日比谷通りを北へ進み、ファミリーマート新橋日比谷通り店の手前を右に折れて20mほどの右手にあります。
「それほど大きい店でもないし、入れるかなぁ」といいながら店の前までやって来ると、ちょうどひと組が出てきたところ。
「よっしゃぁ」と、ココロのなかで思わずこぶしを握り締めます。
メニュー&店内の様子
ランチメニューは、麺線と魯肉飯のセットが基本。
麺線と魯肉飯のどちらをメーンにし、もう一方を小サイズでいただけます。
待てよ、その右の写真は…。
ドアを開けた瞬間、台湾の街に漂うのと同じ香りを感じて、うれしさと懐かしさがこみ上げます。
店内にかかっているのも、台湾のラジオ。
あの、のりしろのない、前のめりなナレーションがたまらないんですよね。
赤いプラスチック椅子も、台湾テイスト。
席数は20足らずですが、ひとりで切り盛りしているため、提供に時間がかかる場合もあるそうです。
「非工作人員 請勿進入」のプレートや、壁に付けられたティッシュホルダーも懐かしい…。
雑誌やテレビなどのメディアでも紹介されており、サイン色紙も何枚か飾ってありました。
台湾人と日本人のハーフで、台湾観光親善大使の渡辺直美さんも、この店の麺線に舌鼓を打ったんですね。
いただきます
■麺線セット(1,155円)
他では食べられないからと、ワタクシもTさんも、麺線をメーンで。
パクチーを入れるか入れないかは、注文時に尋ねられます。
食べ方は、本場流にレンゲを使って。
カツオだしのスープが、イブクロにしみわたります。
とろみがあって冷めにくいので、やけどをしないよう注意。
■揚げ辣味臭豆腐 小(528円)
ワタクシが懐かしさを覚えた香りの源は、コレ。
セットと迷いましたが、Tさんにも試してもらいたくて、単品を追加です。
そうそう、臭豆腐には酢漬けのキャベツ(泡菜)がなくっちゃね。
カリカリに揚がったひと切れをガブリといけば、台湾で食べた時の光景がよみがえります。
ホンモノの台湾はまだしばらく行かれないなか、台湾切れへの処方箋を手に入れたような気分かなと。
“懐かしの味との思いがけない再会 【台湾麺線(港区)】” への1件の返信
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