11月24日。電話当番からの時差ランチです
Google Mapで見つけた時には、お昼休みに足を延ばすにはキビシイ距離だと思っていたペルー料理の店。
とある朝、新橋から職場に向けて歩いていた時に店の前を通りかかり、思っていたほど遠くないと気づきました。
となれば、電話当番からの時差ランチがチャンスでしょ。
アクセス
週半ばの祝日明けは案の定バタバタで、他の人が休憩している間に仕事を進められる電話当番は、むしろ好都合。
1時になるのを待ち構えていたかのように、営業の某さんが「ランチ行くんならご一緒しませんか」と声をかけてきました。
「行こうと思っている店はあるんですけど、少し遠いんで、速足で行きますよ」
しばしば足を延ばす赤レンガ通りよりもさらに先。
愛宕警察前交差点のひとつ東の角を北に折れて200mほど進むと、左手にゴチャッと並んだプランターが見えてきます。
「荒井商店」と書かれた木の看板も、ペルー料理店らしからぬ雰囲気。
木の扉で中の様子もうかがえないので、ちょっとドキドキです。
店内の様子&メニュー
外観を写真に収めるため、先に某さんに入ってもらったところ、豚肉しか残っていないとのこと。
「ジュースやコーヒーは、適当にお申し付けくださいね」
パッションフルーツはともかく、むらさきとうもろこしジュースというのは、見るのも聞くのも初めてです。
木の天板のテーブルで10数席の、こぢんまりとした店内。
お手洗いのなかのはり紙を見なければ、あのフレンチの名店「オテル・ドゥ・オクニ」で腕を振るったシェフの店だと知ることもなかったでしょう。
いただきます
メーンに先がけ、サラダが供されました。
おろしドレッシングの上にバターがちょこんとのっているのが斬新。
■ペルー風ポークのトマトシチュー(980円)
「こういうの好きっ♪」とにやけてしまう、シンプルなトマトの煮込み。
キレイに型抜きされたご飯からは、ジャスミンライスのいい香りが漂います。
「お好みで唐辛子を付けてお召し上がりください」
なるほど、小鉢に入った黄色いペーストが唐辛子というわけですね。
でっかいかたまり肉にジャガイモ。
水煮のトマトもホールの形状を残しています。
トマトソースのなかには、種類の異なる豆に加えてレーズンも。
豚肉は繊維に沿って、それほど力を入れずに崩れます。
唐辛子ペーストを付けたほうが、味にふくらみが生まれてうまし。
待たずに入れたし、料理もスムーズに出てきたので、遠征したわりには時間に余裕。
一応、足を延ばせる店といってよさそうです。
今度は持ち帰りのお弁当を狙ってもいいかも。
店舗情報
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“パスポートのいらない海外へ ペルー編2 【荒井商店 (港区)】” への1件の返信
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