7月5日。大槌定食@1,250円
「決起集会」という名の飲み会の折、中央線沿線に住むグループ長から「大手町は神田駅からも近い」と聞きました。
神田だったら、交通費が少し安くなるのもメリット。
さっそく次の出社日、通院で時間休をとったついでに試してみることにしました。
アクセス
東京駅寄りの改札を出て、右手の出口からレンガ造りの高架に沿って歩いていくと、パッと視界が開けました。
そうか、あの赤と白の塔はオフィスから見えていたモノですね。
大手町プレイスへは正面の「竜閑さくら橋」を渡るのが近道ですが、目の前の道路に横断歩道はなく、はっきりと「横断禁止」と書かれています。
なので、一番近い横断歩道へ回り込もうと、右へ進んでいくと…。
路上に置かれた小さな看板に気付きました。
どうやら、定食が食べられるレストランが近くにあるようです。
裏に回り込むと、徒歩1分の矢印。
なるほど、あの路地か。
いったん出社して、1時間ほど仕事してから改めて出撃。
ちなみに路地の左側は千代田区、右側は中央区です。
店内の様子&メニュー
入り口が奥まっているし、のれんも控えめ。
穴場を見つけたようでうれしくなります。
「箕と環（みのとわ）」は、全国各地のご縁のあった事業者から食材を仕入れて提供するレストラン。
店の名は、自然や食物に対する敬いと感謝の気持ちと、いただいた恩や縁を循環させたい思いに由来しています。
ドアを開けると、目の前の販売コーナーを挟んで、左側がカウンター席、右側がテーブル席。
空いているのを幸い、ひとりでテーブル席を使わせてもらいました。
月替わりの定食は4種類。
今月は、岩手県の2市町が名前を連ねます。
アナザーチュウブ定食は、学生が経営する地域産品セレクトショップ「アナザー・ジャパン」の企画展に合わせたコラボメニュー。
一般社団法人企業支援ネットワークとのつながりメニュー、NICe定食も満足度が高そう。
いただきます
■大槌定食（1,250円）
岩手県大槌町は、三陸地方の豊富な漁場と、それに付随する加工品などが産業を担う、人口1万1000人ほどの町。
桃畑地区の養魚場で育ったサーモンと、害獣駆除から生まれたジビエサイクルによる鹿肉が主役のセットです。
みそ汁も野菜がたくさん入って健康的。
鹿肉のハンバーグは、ソースやトッピングなしでシンプルに。
密度の詰まった赤身は、武骨というのがしっくりきます。
サーモンのカルパッチョは、厚切りで脂がとろけるよう。
ハーブソルトがうまくマッチしています。
コチラの店では、月内に月替わりの4種類の定食を制覇すると、4食目の定食がその場で半額に。
また、自宅等で使い切れないお米や日本酒を飲食代の割引クーポンに交換してくれるというのも、ステキですよね。
