7月26日。プリフィックスコース@2,750円
6月に入っても発売の情報が発表されず、廃止されるんじゃないかと噂された、2024年夏シーズンの18きっぷ。
1回目は、本宅の最寄駅から下りの始発列車で出発です（無人駅なので、スタンプは押してもらえません）
アクセス
先日のゴスペルレッスン後にHさんと吉祥寺で打ち合わせしたのは、この日のお出かけのため。
何年も前からお誘いをいただいていた、Hさんの故郷の柏崎へ行く話がようやく実現する運びとなったのです。
安曇野から柏崎へはクルマのほうがラクなのかもしれませんが、相棒が出社だからクルマは使えないし、ひとりで行くなら18きっぷのほうが安い。
というわけで、信濃大町で最初の乗り換え。
終着の南小谷までは行かず、白馬で降りて改札を出ます。
というのも、大糸線の利用促進、利便性向上のために、今年6月から白馬～糸魚川間の臨時増便バスが運行されているのです。
コレがなければ、南小谷で2時間近くの待ち。
18きっぷで乗れるのも大助かりです。
揺れてツラいバスから解放されて、糸魚川からは再び鉄道で。
しかし、北陸新幹線の開業とともに第三セクターのえちごトキめき鉄道となったこの区間では、18きっぷを使うことはできません。
にしても、えらく子どもが多かった…。
そして、直江津で信越本線に乗り換えて、
お昼少し前に、目的地の柏崎に到着しました。
この先、Hさんとの待ち合わせ場所であるレストランまではタクシーを使うつもりでしたが、乗り場にタクシーはいないし、並んでいる人もいるしでだいぶかかりそう。
Google Mapで調べてみたら1kmそこそこですし、歩いて行っちゃいましょう。
柏崎駅から線路に沿って西（直江津方向）へ進み、突き当たりを左。
歩行者用のアンダーグラウンドで線路をくぐって200mほど進むと、枇杷島交差点で国道8号線にぶつかります。
右に曲がって鵜川を渡れば、
Hさんおススメのレストラン「コション・ローズ」はもうすぐ。
クルマで訪れる場合は、国道8号の若葉町交差点を目印にするのがよさそうです。
店内の様子&メニュー
停めてある自転車がHさんのモノだと認識しつつ、外観をカメラに収めます。
看板の上部には「欧風菜園」の文字。
野菜多めのナチュラルな料理に出合えそうでワクワクします。
ランチのコースは1,980円から（2024年8月以降、ランチハーフコースは平日のみの提供）
ディナーは、前日までの完全予約制となっています。
店内のテーブルはゆとりを持って配置され、まわりに気兼ねなく食事が楽しめる雰囲気。
ブルーのクロスは、海の色のイメージでしょうか。
1番人気のプリフィックスランチは、前菜、主菜、デザートをそれぞれ選んで組み立てます。
前菜だけでも8種類。
5種類の主菜にも、地元産の食材が並びます。
女子にとって重要な別腹もこのとおり（笑）
ちなみにランチフルコースは、前菜と魚料理が固定で、肉料理とデザートが選べるということのようです。
いただきます
■柏崎産 真鯛のカルパッチョ仕立て
Hさんは、前菜を魚、主菜をお肉で。
真鯛の濃淡のピンクがウツクシイです。
■蛇喰豚のパテ（ハーフサイズ）と鶏白レバーのムース
一方、ワタクシは前菜を肉、主菜を魚で。
「蛇喰豚（じゃばみぶた）」は、県北部の内陸に位置する関川村の蛇喰という集落で育てられていることからその名が付いているそうです。
パテ・ド・カンパーニュは、肉質が力強くてしっかりした食べごたえ。
対して、鶏レバーのムースはふんわりとして、口のなかでスッと消えていきます。
パリッと温められたパンとも、キリリと冷えた白ワインとも好相性。
■越後牛ネックの赤ワイン煮込み
黒いプレートの中央に品よく盛られて、ザ・フレンチなビジュアル。
黒毛和牛とホルスタインを掛け合わせた良いトコ取りのお肉は、見るからに柔らかそうです。
■柏崎産 真鯛のポワレ 白ワインソース
カルパッチョではキレイなピンク色だった身を、ふっくらパリッと焼き上げて。
添えられた野菜のグリルは、お肉と共通です。
白ワインとバターが香るソースが、とてもオイシイ。
■自家製チーズと国産レモンのベイクドチーズケーキ
どれも魅力的で迷いましたが、Hさんが別のモノを選んだので、安心安定のベイクドチーズケーキで。
密度の詰まったチーズとほんのりとしたレモンの香り、サイコーです。
■マスカルポーネのムース ティラミス風
Hさんもチーズ系ですが、コチラはふんわりと。
自家製アイスクリームがカモミールと聞いて、キク科アレルギーのワタクシは手を付けることができませんでしたが、他のモノから推測しても甘すぎないし、きっとおいしくいただけたに違いありません。
グルメサイトの口コミでも、コスパのよさで高い評価を得ているお店。
柏崎に行く機会があるなら、要チェックです。
