11月11日。鯨カツ定食@1,000円
居酒屋ランチ的な質実剛健なごはんが食べたくて、大手町よりは神田エリアだなと。
先日訪れた鎌倉河岸ビルにある別の店を目指しましたが、ビルの前まで来て、もう少し足を延ばしてみようという気になりました。
アクセス
ひとつ東の角を北へ折れ、2ブロック進んでいくと、
右手に「くじらのお宿」という看板が目に飛び込んできました。
もしや、くじらって、ワタクシがオトナになる前に食卓から姿を消した、海の哺乳動物のことですか??
近づいてみると、ランチもやっているようで、食べ終えて出てくる人の姿も。
しかも、値段も意外と高くないと分かり、俄然興味が高まります。
店内の様子&メニュー
さっそく階段を降りて、地下1階へ。
入り口脇には、クジラが認知症を防ぐ効果があると報じた新聞記事とともに、「おいしい鯨は日本の宝」と書かれたポスターがはってありました。
すごく懐かしいマンガの登場人物を、どのくらいの人が分かるのかは知りませんが。
店内に入って左側に、カウンターとテーブルで20数席。
右側にもテーブル席スペースがあるようです。
カウンター席に座ったところ、目の前にこんなモノが。
たぶん、クジラのヒゲ板ではないかと…。
ランチの定食は、見事にクジラづくし。
追加料金(500円)でおかずを増量できるんですね。
いただきます
■鯨カツ定食(1,000円)
メニュー写真ではトンカツのような1枚肉ですが、実際はひと口サイズで提供。
ごはんとみそ汁に加え、マカロニサラダとミツバの煮びたしが付いていました。
そういえば、竜田揚げは食べたことがあっても、カツは初めてかも。
ソースを軽くからめてから、皿の縁に添えられた和がらしをたっぷりと。
レバーほどクセがないし、肉質が詰まっているわりにすんなりとかみ切れるのが意外でした。
滋味にあふれた良質のたんぱく質。
今日のテーマにもちゃんとマッチしましたね。
お勘定の後、コチラのはり紙が気になって見入っていると、「小泉武夫先生が、コチラの店によくいらしていたんですよ」と。
えっ、あの発酵学の第一人者である小泉先生が!?
地上に上がり、改めて店のまわりを見回すと、漫画家の東海林さだお氏との対談記事のコピーがはってありました。
日本の宝、日本人のソウルフード、バンザイ!