12月14日。日本酒3種飲み比べ@850円
熊本ラーメンで腹ごしらえの後、いったんホテルへ荷物を預けに行き、「肥後よかモン市場」に舞い戻ってきました。
当初は、午後の予定から戻った後に立ち寄るつもりだった「うしじま酒店」
「肥後よかモン市場」のほぼ中央、イートインスペースに面してあります。
そういえば、昔勤めていた職場に九州出身でお酒大好きなウシジマさんがいたなぁ…。
メニュー&店内の様子
熊本の酒の品ぞろえが充実し、お土産として買い求めるにもピッタリ。
しかし、これからが旅の本番だというのに、荷物を増やしたくはありません。
そんな我々の救世主的存在が、向かって左手にあるコチラのコーナー。
そうです、角打ちをやっているのです。
ビールやハイボールをさらりと引っかけるもよし。
熊本の地酒や焼酎を味わうもよし。
ホルモン煮込みやらっきょうタルタル、あか牛なす田楽もオイシソウ。
3種飲み比べは、焼酎、日本酒ともに850円。
日本酒飲み比べは純米酒から2種類、純米吟醸から1種が選べます。
しまった、焼酎のラインナップ撮りそこなった~。
いただきます
■日本酒3種飲み比べ(850円)
純米酒は「霊山」と「清夜」、純米吟醸は「崇薫」を。
3種類で1合程度の量になるとのことです。
では、それぞれのぐい呑みの脇に添えられた銘柄を確認しながら、左から順番に味わっていきましょう。
(左)霊山 純米酒(阿蘇郡高森町)
神力(しんりき)を原料米とし、精米歩合は65%
甘くてまろやかな口当たりの後に、おっさんが飲んでいそうな、昔ながらの日本酒らしい香りと旨味が広がります。
ナッツとかチータラが合いそう。
山村酒造:https://www.instagram.com/reizan_1762/
(中央)美少年 純米酒 清夜(菊池市)
ひのひかりを原料米とし、精米歩合は70%
霊山に比べると辛口ですっきりして、魚介が合うように感じます。
ちょっとシブい感じの香りと酸味があって、個人的に苦手なタイプだと思ったのですが、焼酎だと思って飲むとなかなかイケる感じ。
相棒が「厚顔の美少年というよりは、脂ぎった美少年」と表現したのが、ミョーにツボにはまりました。
株式会社美少年:https://bishonen.jp/
(右)崇薫 純米吟醸(熊本市)
吟のさとを原料米とし、精米歩合は58%
純米吟醸のラインナップ4種のなかで、もっとも磨きこんでいないお酒です。
かなりすっきりとしていますが、いわゆる純米吟醸にある華やかさとは違う芯の強さ、焼酎っぽさを感じます。
瑞鷹株式会社:https://www.zuiyo.co.jp/
「日本酒と焼酎との歩み寄り」が、熊本のお酒におけるキーワードなのかもしれないというのが、ふたりの共通した所感。
「どれも淡白な白身の魚よりは、少し味の濃いモノがイイかな」
「魚だったら漬けにするとか、粕漬けにして焼いたりとか」
「九州の甘い醤油を使ったモノもいいだろうね」