6月7日。常陸野ネストビール樽生ラガー@780円ほか
午後3時過ぎに水戸駅へ戻ってから、「週末パス」を使ってもうひと乗り。
水戸と福島県の郡山を結ぶ水郡線のうち、上菅谷で分岐して常陸太田へ向かう支線を乗りつぶそうというわけです。
列車の揺れにカラダを預け、ぼんやりと過ごすこと30数分。
常陸太田で7分滞在し、折り返しの列車で引き返します。
沿線の風景も基本的に住宅地だし、ネタにしない乗り鐵があってもいいですよね。
アクセス
水戸~常陸太田間を往復し、晩ごはん前のアペリティフにほどよい時間となりました。
というわけで、駅ナカで1杯。
昼前に立ち寄った「いばらき地酒バー」でもよかったのですが、
エクセルみなみ3階にあるコチラを訪問することにしました。
店内の様子&メニュー
木内酒造は、先ほど乗った水郡線の上菅谷から本線でひと駅の常陸鴻巣を最寄りとする酒蔵。
日本酒「菊盛(きくさかり)」だけでなく、常陸野ネストビールの醸造元としても知られます。
物販コーナーは後にして、ひとまず奥のカウンターで1杯。
ウイスキーやジン、ワインもありますが、
今はビールが飲みたい。
隣の「蔵+かつ」のとんかつや、常陸野ハム「BARREL SMOKE」のハムやベーコンをアテに飲めるのもサイコーです。
ちなみに材料となる常陸野ポークは、ウイスキーの製造過程で出る麦芽のカスをエサとして育てているのだとか。
いただきます
■菊盛 夏初月(750円)
相棒チョイスの季節の日本酒は、青い瓶も涼やかな純米吟醸。
香りはあまり立ちませんが、フルーティーで柔らかな口当たりの後に、米の香りがギュッと来ます。
ナッツもイイし、クリームチーズや粕漬のような発酵系とも合いそう。
そして、フクロウが止まったタップからビールがていねいに注がれます。
■常陸野ネストビール樽生 ラガー(780円)
ホップの香りも苦みも強すぎず、軽やかで華やか。
スナックや揚げ物が欲しくなる味です。
■生ハム包みカキフライ(300円/個)
「BARREL SMOKE」の生ハムでカキを包んだフライ。
おさかな市場の生ガキはひとり占めでしたが、フライは相棒も好物なので1個ずついただきます。
サクッとした衣の後、口いっぱいに広がる牡蠣のエキスと生ハムのスモーキーな香り。
素材のよさとていねいな仕事がこのひと粒に詰まっています。
ビールと合うのはもちろんですが、日本酒との相性は昇天もの!!