11月16日。台湾旅へ出かける相棒を見送って羽田空港へ
「着いてから時間があるわけでないし、わざわざ見送りに来てくれなくてもいいよ」
「いや、たまには飛行機を眺めながらコーヒーでも飲みたいし」
羽田空港そのものも久しくごぶさただし、自分が旅する時はラウンジに直行してしまうしで、空港のターミナルをぶらぶらするなんていつ以来やら。
出発前にやっているお店を見つけられず、一緒にコーヒーとはいきませんでしたが、ひとりゆっくり過ごせればそれでいいのです。
アクセス
今回は、都営浅草線から直通のエアポート快特を利用。
高輪ゲートウェー駅開業のための線路切替工事で山手線と京浜東北線が始発から運休となっていたため、目を疑うような混みようでした。
館内の様子
相棒を見送ってしばらくすると、開店の準備を始める店もぼちぼちと。
と、正面から見て左手のはずれに、24時間営業のフードコートエリアがあることが分かりました。
モスカフェに吉野家、羽田食堂。
なぁんだ、ココならコーヒーも飲めたのに。
まだもう少し見てからと思い、正面に向けて引き返しながら歩きます。
おっ、ココは営業が始まっているようですよ。
天ぷらや鰻、すんだスイーツなどが屋台形式で並ぶ「おこのみ横丁」
ココなら朝7時からごはんが食べられます。
テークアウェイ形式は、子ども連れや空港関係者にも利用しやすいようです。
品ぞろえをひと通りながめてから、コチラのお店で主食を調達。
「こだわりの天むす」と書かれたショーケースのなかに、海老天、鶏天、茶飯バージョンなど6種類が並んでいます。
いずれも140円と、値段も手ごろで分かりやすい。
そして、コチラの店で汁モノを。
だしの魅力を伝える場として話題になった「日本橋だし場」が、同じ名前で羽田空港に出店していたとは。
メニュー
紙コップ1杯で100円のシンプルなおだしから、系統の違う数種類のスープ、おでん、かつぶしめしまで。
だしを生かしたお惣菜や、それらが詰まったお弁当もオイシソウです。
いただきます
■海老天むす 茶飯、鶏天むす(各140円)、あおさ香る 野菜たっぷりのすまし汁(360円)
飛行機が見える場所ではありませんが、チェックインカウンターを見下ろしての朝ごはんもまた一興。
空港で思いのほか安価に、こんなにバランスのいいごはんにありつけるとは思っていませんでした。
ひと口でほおばってしまえそうなかわいらしいサイズですが、だからこそ天ぷらとごはんのバランスがちょうどいい。
だしが染みたゴボウやニンジンの柔らかさにもいやされます。
海外に行ってまで和食に固執するのはいかがなものかと思うけれど、行く前に和の味を補給したい気持ちに共感できるようになったのは、年を重ねた証拠なのかな。
店舗情報
日本橋だし場 羽田空港店
ジャンル:創作和食
アクセス:東京モノレール羽田空港国際線ビル(モノレール)駅 徒歩2分
住所:〒144-0041 東京都大田区羽田空港2-6-5(地図)
周辺のお店のネット予約:
・個室居酒屋 月とすっぽん 蒲田西口本店のコース一覧
・大衆ビストロ GABRI 蒲田店のコース一覧
・寿司酒場 大森 鉄のコース一覧
周辺のお店:ぐるなび 羽田×創作和食
情報掲載日:2019年11月16日