クラフトビールで再会の乾杯【阿佐ヶ谷20TAPS（杉並区）】

6月26日。2月末以来で相棒が上京してきました

都道府県をまたいだ移動が自粛となっていた間も、ワタクシは最低限の頻度で本宅と行き来していましたが、逆の立場ではそこまでのリスクは犯すべきではないと、自粛解除を待っての上京です。
前回お江戸へ来たのは、まだ暖房が欠かせなかった時期。
それが冷房の欲しくなる季節になっているとはねぇ…。

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「上京するなら、Sちゃんとごはんできないかねぇ」
Sちゃんとは、これまでにも何度か一緒にごはんしているゴスペルつながりのSちゃんのこと。
お互いに引っ越したことで近所になったSちゃんとは、緊急事態宣言の発令前にふたりでウチ飲みをする話があったものの、状況の悪化に直前で見合わせたという経緯もありました。
メッセンジャーで連絡を取ってみると、「ぜひぜひ～!」と前のめりな返事。
相棒と金曜日の夜に行こうと決めていた店で合流することになりました。

アクセス

在宅勤務を終えて、中央線で阿佐ヶ谷へ。
緊急事態宣言期間中のお散歩の折に見つけた酒屋で紹介してもらったビアパブをめざします。
北口を出てからGoogle Mapと照らし合わせ、線路沿いの1本北の角を左へ。

手前の行列にギョッとするも、ゆうちょ銀行のATMに並んでいるのだと分かって胸をなでおろします。
黒地に白で描かれた看板は、どことなくアメリカチック。
想像していたよりも、小ぢんまりとした店構えです。

メニュー&店内の様子

「打倒コロナ」のためのキャンペーンは継続中。
20種類のビールを全品777円（+税）でお持ち帰りできるほか、

お肉ガッツリ盛りのセットや自家製ビールで煮込んだ牛スジ煮込みも、非常にお得になっています。

1階のカウンターのなかには、店の名の由来ともなっている20種類のタップが。
待ち合わせであることを告げ、奥の階段から2階へ上がります。
2階の席数は30席。
女子会のグループの騒々しさに押されて、店内写真は撮りそこないました。

2010年末にオープンした高円寺を皮切りに8店舗を展開するビール工房。
各店から結集した選りすぐりに加え、ゲストビールも用意されています。
ライト、ラガー、ホワイト、IPA、ダークと系統ごとにまとまっていて分かりやすい。
KIRINはそれだけで1カテゴリなのね（笑）

「こういうのもあるけど、どうする?」
2杯飲めばペイできるとはいえ、45分1,500円はあまりに慌ただしい。
それに今日は、飲むよりもおしゃべりがメーンになりそうだし。

ビールにベストマッチなフードの数々。

阿佐ヶ谷店だけの限定メニューもあります。

いただきます

■新宿ヴァイツェン　ハーフ（680円）、ベルギー風カルボナード（590円）
カルボナードは、牛肉をビールで煮込んだベルギーの郷土料理。
使っているのは、もちろん自家製ビールです。
ホロホロになるまで煮こまれた牛肉は、なめらかでレバーペーストのようなまろやかさが。
ピンクペッパーが効いています。
新宿ヴァイツェンは、酵母感があっていかにも相棒が好きな味。

■新宿グラッシーIPA（680円）、ガーリックシュリンプ（790円）
これまで試したIPAのなかでも、かなりホップが効いて、苦みも柑橘味も強い。
ひと口飲んですっかり気に入りました。
香ばしいガーリックシュリンプは「ベスト・オブ・クラフトビールのお供」
水菜にかかっているタマネギのドレッシングがまたうんまいの。

Sちゃんから「PCのトラブルで遅くなる」と連絡が入ったので、その間にもう1杯ずつ。
ワタクシは同じ新宿のIPAということで新宿ファンクIPA　ハーフ（680円）をいただきました。
グラッシーに比べるとおとなしいけれど、じっくり飲むならコレもイイ。
一方、相棒チョイスの所沢ブロンディ　ハーフ（680円）は台湾啤酒をさらにスッキリさせたようで、後味もサラッと消えていきます。
「暑い国で水のように飲むビール、って感じ?」
所沢も暑いところですからなぁ…。