7月11日。近所まで来たことだし、ランチはココだなと
本宅から一番近いタイ料理の店のテレビでたまたま目にした番組でその存在を知った山賊焼の店。
その数カ月後、朋友が遊びに来てくれた時に足を運ぶも営業時間に間に合わず、食べてみたい思いが膨らんでいました。
なお、山賊焼とは、下味をつけた鶏の一枚肉を大胆に揚げた、長野県中信地方の郷土料理。
詳細はWikipediaからどうぞ。
アクセス
塩尻の中心部から国道19号を木曽方面へ。
運転免許試験場を過ぎ、桔梗が原交差点を左に入って200m強進んだ左手にあります。
よかった、やってた!
入り口には、コロナ対策にあたってのお願いがはってありました。
店内の様子
店内は薄暗く、カウンターのあたりには、旅行みやげののれんなどが所狭しと飾られています。
「すみませーん」
店の人の姿が見当たらないようですが…。
角がアールになったはめ殺しの窓が、昭和の喫茶店的な風情。
窓際の席に座ろうとしたら、奥から出てきたおばあさんから「そっちじゃなくて4人席にして」といわれました。
テレビの下には、我々がこの店を知ったきっかけになった番組の写真やオリジナルグッズが。
そうか、コロナやらオリンピックがらみのごたごたに埋もれてしまっているけれど、高校野球のシーズンが始まっているんですねぇ…。
別方向の壁には、こんな写真もありました。
ロケで使われたのは、我々が座ろうとした席だったんですね。
メニュー
看板メニューは、もちろん山賊焼。
後ろのページには麺類もありましたが、この日は対応していなかったため、割愛です。
いただきます
■山賊焼き定食(1,100円)
注文からおよそ15分。
テーブルに無造作に置かれたごはんと味噌汁、漬物を並べ直しているうちにメーンの山賊がやって来ました。
ザクザクの衣に骨付きの1枚肉。
食べやすいよう、切れ目が入っています。
ほらほら、あなたも食べたくな~る(笑)
手でむしって食べ始めようとすると、指先をやけどしそうにアツアツ。
それでも繊維に沿って、キレイにちぎれます。
ガツンと来るニンニクの香り。
そのわりに下味は強すぎないのが好印象です。
肉自体の淡白さからして、むね肉ですな。
ボリューム的にはイケると思ったのですが、室内の暑さに食欲ダウン。
食べきれない分は、ビニール袋に入れて持ち帰ることができます。
持ち帰って冷めたのも、案外イイ感じ。
店構えといい、店内の雰囲気といい、なかなか個性的ではありますが、それも味のうち。
山賊焼マニアは、チェックして損はありませんぞ。
“「充電させてくれませんか」の山賊、リベンジ記 【山賊焼き 桔梗(塩尻市)】” への1件の返信
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