「八王子市×PayPay」で忘年会【飛騨の里八王子店（八王子市）】

12月29日。一夜明けてまたお江戸へ

引っ越して部屋が広くなったことで、これまで置けなかった品を本宅から運びたいと思っていましたが、クルマで往復できる時間がなかなか取れず、相棒が休暇に入ったタイミングでの上京となりました。
お正月用の買い物も、今回のミッション。
それに忘年会もしなくちゃね。

「魚のうまい店で日本酒飲みたい」という相棒のリクエストで店を探し、午後4～6時限定で料理が全品2割引になるというプランにひかれて予約を入れた後、

もしやと思って調べると、ココも「八王子×PayPay」の対象店舗。
海のない「飛騨の里」で魚介・海鮮料理というのは、敢えて突っ込まないことにいたしましょう。

アクセス

JR八王子駅北口ロータリーの東端で東放射線アイロードを渡り、ひとつ目の信号を過ぎてほどなく右手。

おっ、ココですな。

午後6時までの料理全品2割引は、予約とは関係なしにこの店のウリとなっているようです。

「八王子市×PayPay」もよ～し（笑）

お昼をコンビニのつまみ食いにとどめておいたので、イブクロの準備は万端。
予約の時間よりずいぶん早いですが、入ってしまいましょう。

メニュー&店内の様子

店に入ると、どうやら我々が一番乗り。
掘りごたつ席のほかにテーブル席や大小の個室、カウンターがあり、およそ200人が入れるなかなかの大箱です。

ビールにしますか?

それとも日本酒?

焼酎や梅酒、フレッシュなサワーなども充実しています。

■瓶ビールサッポロラガー（550円）、お通し（275円/人）
ひとまず瓶ビールをもらって考えましょう。
モヤシと鶏肉の和え物は塩梅がほどよく、量も十分。
他の料理もオイシイと確信します。

定番に始まり、焼き鳥、鍋、本日のおすすめと、種類が多くて目移りしまくりです。

その日の鮮魚もいろいろ。

相棒はガッツリ系にココロ奪われていましたっけ。

いただきます

■あん肝ポン酢（440円）
ポン酢のジュレがかかってビジュアルもオサレ。
ねっとりとした食感と旨味に「コレにはビールじゃなくて日本酒でしょ」と。

■上喜元（640円）
それを見越して、すでに相棒がオーダーしていました。
山形県酒田市、坂田酒造の純米酒。
サラッとしてクリアな新潟のお酒に比べると、ちょっとイナカっぽい感じですが、そこが我々の好みに合うように思います。

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注文した品が一気にそろって、宴の始まり始まり。

■鮮魚のなめろう（540円）
海なし県民にとってゼータク品のなめろうも、

これだけの量があれば、海苔で巻いて大胆にいくのもアリ。

■柔らか牛スジビール煮込み（320円）
口に含むととろけるトロットロの脂。
味付けも見た目よりあっさりしていて、めちゃめちゃ気に入りました。

■ごぼうのから揚げ（320円）
スナック的につまむつもりで頼んだら、この立派さ。
サクサクとホコホコが共存して、ハッとするウマさです。
コイツは温かいうちに食べるべし。

■イカワタ焼き（580円）
鉄製の小鍋に入ってグツグツと。
いかにも日本酒に合いそうな香りが広がります。
コレも冷める前に食べなくちゃ。

■白キス天（550円）
衣は軽くてサクサク、身はふっくらしっとり。
料理人の力量の高さを実感する逸品です。

もう1杯もらいましょ。

■小左衛門（890円）
メニューでは飛騨高山の酒としてくくられていますが、厳密には飛騨でなく東濃・瑞浪のお酒です。
香り豊かで、単体で味わうのもよし。
「生魚より火を通したモノのほうが合うかな」
「そう、例えば練り物とかね」
中島醸造株式会社：https://kozaemon.jp/

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■薩摩平天（385円）
小左衛門との相性はピッタンコ。
そして、ムッチリした弾力とタマネギの甘味にはショウガがよく合います。

料理2割引のタイムリミットまで、あと30分足らず。
お客さんもだいぶ入って来たことだし、早めに注文を入れておくとしましょう。

■豚ロースのカツ煮（800円）、白飯（220円）
やっちまいました、禁断の締め（笑）
甘めの煮汁がイイ感じに回りつつ、衣のカリッとした食感を残しているのはさすがです。

■うずら肉巻き（310円）、しいたけ肉詰め（310円→サービス）
「そういえば、串モノが来ていないんじゃない?」
スタッフを呼んで尋ねると、間違って他のテーブルに出してしまったとのこと。
シイタケの肉詰めは終わってしまったため、残っている分だけでサービスしてもらいました。
鶏のつみれがこんもりとのった肉詰めと、うずら卵の弾力とバラ肉の香ばしさがマッチした肉巻串。
どちらも手がかかっています。