9月28日。ささやかに刈り取り
お江戸の拠点を八王子に移して間もないころ、ご近所散歩をするなかで出合った1軒のファミレス。
「とんでん」の看板に、明治時代の「屯田兵」から来ていることはピンときましたが、なぜ北海道ローカルらしき店がこんなところに出店しているのが不思議でした。
最近では「おせち料理」ののぼりも並んで、おひとりさまには敷居が高い感もありましたが、PayPayグルメの予約値引きクーポンが使えると分かり、行ってみましょうと。
アクセス
甲州街道の並木町交差点から南に入り、中央線のガードをくぐった先。
万葉けやき通りと交差する北西角にあります。
向かいはスーパーアルプス散田店。
JR西八王子駅からは1.2km、京王高尾線のめじろ台駅からは850mほどの距離にあたります。
入り口は万葉けやき通りに面した南側。
郊外店舗は、やはりクルマでの利用が前提のようです。
店内の様子
入ると右手が座敷席。
左手がテーブル席。
合わせて150席以上の大箱です。
席に案内されるとすぐ、お茶とおしぼりの小盆が運ばれてきます。
「こちらは、野菜のおだしのベジブロスでございます」
フードロス削減に対する分かりやすい取り組みに、一気に好感度が上がりました。
メニュー
スタッフによると、コチラの抹茶そばのセットがおススメだそうですが、
北海道と関東地区に店舗展開するチェーンということで、事前にメニューはチェック済。
グランドメニュー:https://www.tonden.co.jp/wp/wp-content/themes/tonden_theme/menu/grand_kanto.pdf
フェアメニュー:https://www.tonden.co.jp/wp/wp-content/themes/tonden_theme/menu/fair_kanto.pdf
季節の味わい:https://www.tonden.co.jp/wp/wp-content/themes/tonden_theme/menu/osusume_kanto.pdf
季節の変わりそば:https://www.tonden.co.jp/wp/wp-content/themes/tonden_theme/menu/soba_kanto.pdf
ランチメニュー:https://www.tonden.co.jp/wp/wp-content/themes/tonden_theme/menu/lunch_kanto.pdf
ワタクシはコレと、
コレに目を付けておりました。
大好きな茶わんむしを大きな丼で食べたいというのは、子どものころからのあこがれだったのです。
もともと茶わんむしの付いたセットメニューですから、+286円でジャンボに変更できますしね。
いただきます
■北海道産 真ほっけフライ膳(1,518円)
内地では干物が一般的なホッケを、フライで味わえるセット。
まぐろブツと小鉢、漬物が付いて、いろいろ少しずつ楽しめます。
初めてお目にかかるホッケのフライ。
身が厚くて立派です。
まぐろブツは、レジでも販売している特製のだし入り醤油で。
フライ用のソースもオリジナルです。
ホッケフライ、ひと切れ目はソースで。
ほどよく身が締まった身から立ちのぼる香りは、まぎれもなくホッケです。
タルタルソースも付いていますが、個人的にはまぐろブツと同じワサビ醤油でいただくのが一番口に合うように思います。
■名物 ジャンボ茶わんむし(638円、セットメニューのジャンボ変更は286円)
意気込んで頼んだものの、これだけでかなりの存在感。
どのタイミングで手を付けるかに悩みました(苦笑)
具材は、えび、かにつみれ、鶏肉、栗の甘露煮、銀杏、筍、椎茸、コーン、柚子、三つ葉の10種。
これだけの大きさの茶わんむしを、すが入らないように仕上げているのはさすがです。
かにつみれと栗の甘露煮がゼータク。
筍の食感と柚子の香りが効いています。
コーンが入っているのが北海道ですな。