3月19日。滷味の後のデザートです
食べ終えて店を出ると、一時的に降っていた雨も上がったよう。
コンビニでビールを調達してから、ブラブラ歩きの間に見つけた店でお供を手に入れるとしましょう。
えっ、台湾啤酒の生ですって!?
製造から18日以内の新鮮さがウリの生は、回転のいいレストランでしかお目にかかれないのが通説。
缶の商品が出るのも、コンビニで買えるようになるのも、考えもつかないことでした。
1本45元と、値段はフツーの台湾啤酒の1.5倍。
2本で79元はお値打ちだけど、1本あれば十分かな。
そしてビールとサイコーに合うヤツといったら、揚げたての鶏排。
「辣?」と聞かれてうなづくと、ボウルで辛いパウダーをまぶしてくれます。
ひとつ50元。
士林夜市で行列に並ばなくても、十分な大きさです。
これで準備万端。
淡水河の川辺で、対岸の明かりを眺めながらゆっくり楽しみます。
缶をプシュッと開けてひと口。
口当たりが柔らかで、ふた口目以降も苦酸っぱさでイヤになることはありません。
やっぱり生は別格!
一方、鶏排は持ってくる間に多少シナッとしてしまったけれど、スパイシーな香りがたまりません。
地瓜粉(サツマイモでんぷん)の衣が多少油っぽいのも、台湾っぽい味。
何より台湾の鶏肉は、肉そのものの味が濃くてうんまぁ~い♪
しかし再び雨が降り出してきたので、早々に退散なり…。
★阿田現炸香鶏翅
新北市淡水區清水街