2018春 マイルでちょっくら食いだおれてくる! 3章8節「夜風に吹かれて台湾啤酒」

3月19日。滷味の後のデザートです

食べ終えて店を出ると、一時的に降っていた雨も上がったよう。
コンビニでビールを調達してから、ブラブラ歩きの間に見つけた店でお供を手に入れるとしましょう。

えっ、台湾啤酒の生ですって!?
製造から18日以内の新鮮さがウリの生は、回転のいいレストランでしかお目にかかれないのが通説。
缶の商品が出るのも、コンビニで買えるようになるのも、考えもつかないことでした。
1本45元と、値段はフツーの台湾啤酒の1.5倍。
2本で79元はお値打ちだけど、1本あれば十分かな。

そしてビールとサイコーに合うヤツといったら、揚げたての鶏排。

「辣?」と聞かれてうなづくと、ボウルで辛いパウダーをまぶしてくれます。
ひとつ50元。
士林夜市で行列に並ばなくても、十分な大きさです。

これで準備万端。
淡水河の川辺で、対岸の明かりを眺めながらゆっくり楽しみます。

缶をプシュッと開けてひと口。
口当たりが柔らかで、ふた口目以降も苦酸っぱさでイヤになることはありません。
やっぱり生は別格!
一方、鶏排は持ってくる間に多少シナッとしてしまったけれど、スパイシーな香りがたまりません。
地瓜粉(サツマイモでんぷん)の衣が多少油っぽいのも、台湾っぽい味。
何より台湾の鶏肉は、肉そのものの味が濃くてうんまぁ~い♪

しかし再び雨が降り出してきたので、早々に退散なり…。

★阿田現炸香鶏翅

新北市淡水區清水街

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