8月31日。土生港から徒歩2分のお宿です
あぁ、あれが「ホテルみやじま」か!
船が港に着く前からひと目でわかりました。
アクセス
港からホテルまでは徒歩2分。
しかしなぜ、因島で「ホテルみやじま」なのでしょう。
その理由は、道中にある神社にありました。
神社の名は「厳島神社」
厳島神社のオリジナルのある宮島から、この一帯を「宮島」と呼ぶようです。
ゴミ収集ボックスにも「因島厳島神社(宮島さん)」の表記が。
そんな「ホテルみやじま」は、1号館から3号館の3つの建物で構成されています。
最初に目に付く赤茶色の建物は1号館。
メーンストリートに面して、病院のような造りの2号館があります。
フロントがあるのは3号館。
見取り図ではこんな感じになります。
フロントでチェックインし、渡された鍵は243号室。
説明されても、2号館の4階だと理解するまでしばらくかかりました。
実はコチラの建物、もともとは日立造船関係の出張者の接待・滞在施設。
相当年季が入っているのは分かっていたので、エレベーターがないのも想定のうちです。
荷物が少ない旅でよかった(笑)
4階まで上がったものの、なんだかヘンな感じ。
2階、3階と比べて、圧倒的にドアの間隔が空いているのです。
ということは…。
部屋の様子
部屋に足を踏み入れると、20畳近くあるんじゃないかというリビング。
奥にはベッドルーム!
建物自体は古くても水回りは新しく、ストレスなく使うことができました。
さらにはキッチンまであり、長期滞在であれば自炊もできそう。
日立の系列だけあって、冷蔵庫はやはり日立です。
デスクの上の電気スタンドも日立。
壁にはられたカレンダーには「Hitz総合サービス株式会社」とありました。
禁煙室の設定がなく、タバコくさいのが懸念されましたが、エアコン(ダイキン製)をつけた時に若干気になる程度。
それほど暑くなくさわやかだったとはいえ、網戸がないため、窓を開け放つのは明るいうちだけにして、備え付けのベープをつけておきました。
ちなみに、日立造船の工場までは歩いて5分足らず。
その間には、日立造船健康保険組合の因島総合病院もあるし、やはり因島は日立造船でもっている町だと感じたのでした。
一夜明けて
朝ごはんは、1号館1階の「瀬戸」でいただきます。
テーブルの上には、おひつと急須。
合宿所の食堂と呼ぶのがピッタリの雰囲気です。
おばちゃんが運んできたおかずと味噌汁を並べて、和の朝ごはん。
業務用と思われるサンマのかば焼きに、きんぴらゴボウ、パックの納豆、味付け海苔と素朴ですが、ごはんが進むことは間違いありません。
事前のリクエストで、洋食も対応可能なようです。
サービスのコーヒーを飲みながら、窓越しに雨がどのくらい降っているかを確かめます。
今回の旅のメーンイベント、行く? やめとく?