3月30日。花盛りのお江戸に相棒がやって来ました
待ち合わせていたのは、小田急線の千歳船橋駅。
「おいしい春のお散歩マップ」なんてのを見ると、気持ちがはやらずにいられません。
我々が目指すのは、コチラの記事で見つけたパン屋。
お酒好きな店主が開発するという「ビールに合うパン」をお供に、お花見を楽しもうという計画です。
アクセス
駅からは桜丘通りを経て1.4km。
「桜丘」なんてどこにでもありそうな名前ですが、それをうたうに値する見事なサクラ並木です。
花は7~8分咲き。
花曇りなのが惜しまれます。
東京農大を過ぎ、世田谷通りに出たら右に折れて1ブロック。
マンションの1階にお目当ての「パン屋サリュー」はあります。
店内の様子
入り口のガラス戸には、手描き風のキャラクターがニッコリと。
カントリーテイストの店内は、天井が高くて広々としています。
手前のテーブルには、クロワッサンやバゲット、ロールパンといった比較的シンプルなモノが。
奥の棚に並ぶ総菜系は、見るからにビールに合いそうです。
振り返ると、ジャムやピーナツペースとともにカキのピクルスや燻製、アヒージョがさりげなく置かれています。
コレは間違いなく、酒好きのラインナップ!(笑)
ココから馬事公苑までは10分とかかりませんが、あいにくおととしの年末から休苑中なので…。
その手前にあるコチラの公園へ。
サクラの開花具合は場所によってバラつきがありましたが、のんびり過ごせてなかなかの穴場です。
いただきます
(手前中央から時計回りで)■コロッケコッペ(310円)、アボカドとスモークサーモン(220円)、ブルーベリーとクリームチーズ(280円)、クリームドーナツ(200円)、ハーブトマト(380円)
コンビニで飲み物を調達し、ベンチの上に買ってきた品を並べてお花見の始まりです。
「んっ!」
相棒はコロッケパン、ワタクシはアボカドとスモークサーモン。
ひと口食べた瞬間、目を見開き、感嘆の声を上げました。
「うめぇ~っ!」
交換して食べて、お互いにうなづきあいます。
スモーキーでしょっぱいサーモンと、アボカド+ホワイトソースのいいようのないバランス。
サクサクとしてジャガイモの味が引き立ったシンプルなコロッケ。
そしてタイプの違うパン生地が、具材のクオリティを引き出しています。
さすが「ビールに合うパン」のコンセプトは伊達ではありません。
口当たりのいいクリームチーズがたっぷりのブルーベリー&クリームチーズに、香りとかみごたえのある生地にセミドライトマトを練りこんだハーブトマト。
ビールでもワインでもいける、オトナな味です。
クリームドーナツのクリームが甘さ控えめなのも、飲兵衛仕様ということでしょうか。