5月10日。初夏のような陽気のなか、相棒が上京してきました
アクセス
それぞれ用件を済ませてから合流したのは、お昼ちょっと過ぎ。
「お腹空いた」という相棒とともに、赤坂サカスへ向かいました。
ポルトガルギターやファドへの関心から「ポルトガル料理を食べに行きたい」といっていた相棒。
スペイン・ポルトガルとひとくくりにされがちですが、ポルトガル料理が食べられるところはずいぶん限られるんですよね…。
お目当ての「ヴィラモウラ」は正面入り口を入ってすぐ右手。
クリーム色と空色の配色といい、タイルにかわいらしい絵柄が描かれているところといい、カラッとした地中海の空気を感じます。
メニュー
ランチセットは1,080円からですが、+800円弱でスープとタラのコロッケ、デザート、ドリンクが付くとなれば、やはりポルトガルランチコースかと。
でも、カタプラーナランチセットも捨てがたい…。
店内の様子
席数は64。
テーブルはゆったりと配置され、いくつかの席は個室風に区切られています。
注ぎ込む日差しに、鮮やかさを増す赤いシートもステキです。
いただきます
■前菜3種盛り合わせ
鶏肉は粒マスタードとキャベツ、チンゲンサイは細切りにしたチョリソーとタマネギと和えて。
柔らかい上品な味付けです。
夕方からゴスペルレッスンがあるので、シュワシュワはふたりで1杯だけ。
■タラとジャガイモのコロッケ、本日のスープ
海外駐在が長かったブログ朋友さんの記事でしばしば登場する、バカリャウ(=タラ)のコロッケ。
ナイフを入れると同時にタラの香りが広がります。
ジャガイモはかなりなめらか。
個人的には、レモンはないほうがいいように感じました。
一方、本日のスープはナスのポタージュ。
サラッとしてココナツミルクが香り、辛くないグリーンカリーみたいです。
■フェイジョアーダ
豚バラ肉を煮込んだモノが食べ立ったワタクシは即決。
使われている豆はカリオカ豆というモノだそうです。
肉団子も入っているし、ニンジンも柔らか。
ぽっくりと素朴な味が癒やされます。
■メカジキのソテー トマトソース
相棒は魚料理を。
メカジキのしっかりした弾力が印象的です。
フレッシュなトマトソースにはキノコがたっぷり。
「こりゃぁうまいわ…」としみじみしていました。
■デザート、コーヒー
デザートはポルトガルプリンと生カステラ。
ポルトガルプリンはしっかりと濃厚です。
生カステラの「生」って何?と、不思議に思いながら食べてみると、トロトロでまるで卵焼き。
濃いめのコーヒーがよく合います。
「ココではポルトガルギターとかのライブはやらないんですか?」
帰りがけに相棒が尋ねたところ、ココではやらないけれど、銀座の本店ではやっているとのこと。
「秋には本場のファディストを招いてのライブを予定していますよ」
相棒が目を輝かせたのは、いうまでもありません。