7月21日。今月も甲府のワークショップへ
今回は相棒が本宅から、ワタクシがお江戸から向かうというイレギュラー。
前日から利用期間の始まった18きっぷでゆるゆると向かいました。
相棒と落ち合う前に、駅前の信玄さんにごあいさつ。
暑いといっても、7月の甲府でこんな程度だなんて、やっぱり今年の気候はおかしい…。
さて、ワークショップ前の腹ごしらえ。
相棒のリクエストはエスニックでしたが、街なかにあるフレンチでランチがリーズナブルにいただけると知って提案してみました。
でも、カレーがあることも確認しているので、決して無視しているわけではありません。
アクセス
南口を出て駅前の通りを進み、城東通りとの交差点を過ぎて最初の路地を左へ。
甲府警察署の裏に、2階が映画館になった趣ある建物があります。
錦通りという名前はついていても、一帯は人の気配もなく静まり返ったもの。
本当にやっているのだろうかと不安になりましたが、店の前にランチの看板が出ているのを見てひと安心です。
メニュー
グルメサイトの口コミによると、創業から半世紀以上を数える老舗だそうで、最近、お父様がシェフを引退し、娘さん夫妻に引き継いだとのこと。
黒板メニューは、娘さんの手描きでしょうか。
「ポークジンジャーも、ペスカトーレも捨てがたい…」
悩むワタクシを、相棒が「とにかく入ろう」と促します。
店内の様子
奥の部屋は予約向けらしく、手前の喫茶風のコーナーへ。
ショーケースに並んだケーキが目を引きます。
甘いモノは苦手なワタクシですが、チーズ系やタルト系は別。
相棒と待ち合わせる前につまみ食いするんじゃなかった…（笑）
いただきます
■カレーランチ（972円）
ひき肉をメーンにしっかりと煮込んだ、ドロッとしたカレー。
ザラッとしたスパイスの効いた深みのあるルーに、芽キャベツやブロッコリーなどの野菜が溶け込んでいます。
アペリティフにと付けた白ワインも、フルーティーさとキレの良さを併せ持った、甲州らしい一杯です。
■グラタンランチ（1,026円）
ランチのなかでは、一番控えめなボリュームかと思ったのですが、なかなかの大きさ。
しかもフランスパンまで付いています。
でも、サラダはオーガニックだというのに、キュウリばかりで食べられない…。
たっぷりのチーズの下には、ペンネがゴロゴロ。
かなりの食べごたえですが、ソースがサラッとしているのでしつこくありません。
食後はデミタスコーヒーでさっぱり。
ケーキの余力がなかったのが惜しまれます。
奥の部屋には、子どもを連れたファミリーも。
甲府で育った人の何割かは、この店でテーブルマナーを覚えたかもしれません。
