10月24日。甲府駅到着後、どこで飲もうかとウロウロしていた時に
「あれっ、ココの店変わったんだ」
甲府のゴスペルワークショップの初舞台に助っ人として参戦した後、安いお酒をかぎつけて集まった新宿メンバーと1升瓶ワインで立ち飲んだ、よっちゃばれ広場の一角のカフェ。
クローズになったと知って、寂しく思っていました。
アクセス
甲府駅北口の階段を下りてすぐ右手。
駅のホームからも見えるロケーションです。
その名も「YATSUDOKI」
山梨県発祥の庶民派スイーツで知られるシャトレーゼのこだわりブランドとして、マロニエゲートを皮切りに店舗展開を始め、その山梨県内第1号店として、コロナ禍まっただなかの今年4月下旬にオープンしたのだそうです。
「『YATSUDOKI』は、おやつの語源の『八つ時』からきているのかな」
「ボクは八ヶ岳の『八』だと思ったよ」
公式サイトによると、その両方に加えて末広がりの「八」の意味も込められているんですって。
メニュー&店内の様子
看板には「ワイン&スイーツカフェ」とありますが、テイクアウェー用のドリンクにワインは見当たりません。
イートインなら飲めるはずと、列につきました。
ガラスケースには焼き菓子をはじめ、八ヶ岳の恵みを使ったスイーツが並びます。
看板メニューである、一粒栗のマロンパイは本日分完売。
自社ワイナリー直送の樽出し生ワインは、専用のボトルを買い求めて持ち帰るスタイルです。
2回目以降はボトル持参で安く買えるとはいえ、前の店のカジュアルさを知っている身としては、急にいいコになっちゃったみたい。
レジまで並んだものの「満席です」とそっけなくいい放たれ、スイーツ飲みはならず。
おみやげとして、焼き菓子だけ買い求めました。
いただきます
■新 生ワインあじろん(2,400円)
駅ビル内のワインセラーもコロナ禍の影響で店頭でのテイスティングを休止していましたが、冷ケースに生ワインなる品を見つけてお買い上げ。
500mlで2,400円と我々にとってはゼータクなお値段ですが、「幻といわれるブドウ」「生詰め」「期間限定」となれば、フンパツする価値は十分です。
何より「あじろん」という銘柄が、甲府のワークショップにもしょっちゅう足を運んでいたゴスペル仲間のニックネームと1文字違いだったので、ぜひとも彼女に知らせてあげなければと(笑)
瓶詰本数は1,156本。
スペシャル感にぞくぞくします。
グラスに注ぐと、キレイなブドウ色。
「ワイン」ではなく「葡萄酒」と呼びたい、オトナのためのジュースです。
甘味を強く感じたひと口目から、時間を経るごとに酸味が加わっていくのもおもしろい。
■シャトー・レザン(162円)
そんな大人のための逸品には、ブドウつながりでシャトー・レザンを。
ビスケット生地にレーズン入りのクリームがサンドされ、マルセイのバターサンドを想起させるお品です。
バターサンドほど濃すぎないし、北海道とは比べ物にならない近場で手に入るのは、ものすごくウレシイ。
■ラスク(86円)
そして翌朝、コーヒーとともに2種類のラスクを。
白っぽいパッケージが八ヶ岳ミルク、ゴールドのパッケージがアーモンドキャラメルです。
素材感で勝負するミルク、ザクザクした食感とほろ苦い甘みも楽しめるアーモンドキャラメル。
コーヒーに合うのはもちろんだけれど、ワインでも十分いけるでしょうね。