甲斐大和にウワサのハムカツあり 【洋食喫茶さはんじ(甲州市)】

4月3日。単調な国道歩きの果てに

道の脇に立つ標識に「甲斐大和駅」の文字を見つけ、ようやく希望が見えました。
「分岐には行かず、まっすぐ行くよ」
えっ、そうなの?

アクセス

勝沼の観光農園エリアを抜けた国道20号は、中央自動車道や日川とつかず離れずを保ちつつ東京方面へ。
歩道橋の先、初鹿野停車場線との分岐を境に集落らしくなってきます。

「おっ、ココだ」
下調べしていた相棒も、こんな店構えだとは思っていなかったみたい。

ハムカツがウリというコチラのお店、駐車場にはこんなクルマも止まっておりました。

店内の様子&メニュー

では、ふんどしのようなのれんをくぐって…。

検温と手指消毒を。

「ハムカツ2枚、持ち帰りでお願いします」

持ち帰りメニューは、電話注文も可。
ハムカツ162円という安さが際立ちます。
唐揚げやカレーのお弁当もリーズナブルだし、このあたりの相場ということでしょうか。

男性だけで入るにはちょっと気恥ずかしくなるような、かわいらしい店内。
1段上がった国道側は、テーブル席になっています。
カウンターに設けられたパーテーションも、木製で温かみがありますね。

入り口脇では、Tabisuruブランドのオリジナル調味料も販売されています。

 人生は「食べる旅」といえるほど
 毎日必ず人は食事をします。
 美味しい食事の記憶は幸福をもたらせます。

説明書きにあったのは「はたこトラベル」のコンセプトそのもの。
しかも店の名の「さはんじ」は「日常茶飯事」が由来だと知って、共感を強くします。

10分ほどで揚げたてを受け取ったら、飲み物の調達のために200mほど先のコンビニへ先行した相棒を追いかけます。
遠く感じるのは、上り坂のせい??

いただきます

そしてやっと、この日のゴールである甲斐大和駅に着きました。

甲斐大和は橋上駅舎。
列車からもその気配は感じられますが、土手のサクラが実に見事です。
これで青空だったら、もっとキレイなんだろうなぁ。

揚げ物は、揚げたてが一番のごちそう。
列車まで20分ほどあることですし、ホームのベンチに座っていただくとしましょう。
おや、割りばしの下からメッセージが。

■ハムカツ(162円/個)
径は10cm程度、中心部がこんもりとしたハムカツです。
パン粉は粗すぎず、キレイな色に揚がっています。

サクサクとした衣のなかから、半熟卵がトロ~リ。
そうか、UFO型なのはこういう理由だったのか。
別添えのだし醤油をかけることで、味わいがふくよかに。
ハム自体の塩気が抑えめなのも、好印象です。
確かにコレは「やみつき」を名乗るに値しますわ。

すると、時刻表の時間よりずいぶん早くに入線を知らせるアナウンスが。
特急列車との行き違いのために、甲斐大和で10分ほど停車するようです。
それじゃ、続きは車内に移動して。

店舗情報

洋食喫茶 さはんじ
ジャンル:洋食屋
アクセス:JR中央本線(東京-塩尻)甲斐大和駅 徒歩5分
住所:〒409-1203 山梨県甲州市大和町初鹿野1652-15(地図
周辺のお店のネット予約:
信玄館のコース一覧
焼肉 紫雲のコース一覧
食祭亭 みかどのコース一覧
周辺のお店:ぐるなびぐるなび 甲州・山梨市・笛吹×洋食屋
情報掲載日:2021年4月3日

にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村

“甲斐大和にウワサのハムカツあり 【洋食喫茶さはんじ(甲州市)】” への1件の返信

コメントは受け付けていません。