マイルとGo Toで行く長崎 3章1節「西のはずれで朝活」 【大浦天主堂ほか(長崎市)】

12月13日。最終日も暗いうちから行動開始です

昨日までの暖かさから一転して、冷え込んだ朝。
往復歩くには少し遠いからと、新地中華街から5系統の路面電車に乗って朝活に出かけました。
そうか、本州の西の端だから日の出が遅いのか…。

大浦天主堂とグラバー園

終点のひとつ手前で路面電車を降り、みやげ物屋が並ぶ石畳の坂を上ります。

上り詰めた正面にあるのが、国宝の大浦天主堂。

2018年に世界遺産に登録された、長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産のひとつです。

こんな時間ですから中には入れませんが、日中に訪れるとこんなイメージなのだとか(長崎空港内の広告より)

キリシタン関連遺産は、次に訪れた時の課題としておきましょう。
ただし、クリスマス向けの俗っぽい飾り付けのない時期で。

そしてココまで来たら、グラバー園もセットでね。

オランダ坂からオランダ坂へ

続いて、路面電車を挟んで反対側にあたる、東山手エリアへ。
このころになるとあたりも明るくなってきました。

大浦地区公民館脇のY字路。
「オランダ坂」の標柱と東山手洋風住宅群の看板があります。

このあたりの傾斜は20%

こんな坂、自転車で下ったらヤバいと思ったら、案の定、禁止になっていました。

洋館の間から見えるオレンジ色の屋根は孔子廟。
いったん坂を下りて近くまで行ってみましょう。

その途中にある「日栄湯」
大正末に建てられてから100年になろうとするシブい建物です。

赤レンガの塀に沿って回り込み、孔子廟の入り口へ。
うそっ、開いてないなんて…。
トイレをアテにしていただけに、切ない想定外。
廟ってパブリックスペースじゃなかったのぉ~。

なので、いったんコンビニ探しに切り替えます。
からの、長崎水辺の森公園。
こんな寒い早朝から、じっと座って釣りをしている人もいましたっけ。

そして再びオランダ坂。
ガイドブックや地図では、大浦海岸通り側からアプローチするこのあたりが、オランダ坂として示されています。
もっとも、東洋人以外を「オランダさん」と呼んでいた当時、オランダさんが通る坂ということで、居留地にある坂はすべて「オランダ坂」と呼ばれていたそうですが。

向かって左に進んでいくと、これまたなかなか急な坂道です。

その途中には、キリスト教系の女子大の門がありました。
毎日この坂を上って通えば、足腰も鍛えられるでしょうなぁ。

その後、オランダ通りと呼ばれる坂のふもとの道をてくてくと歩いて、中華街が見える公園まで戻ってきました。
ホテルはすぐそばですが、このまま朝ごはんの調達に参りましょうか。

施設情報

★大浦天主堂
長崎市南山手町5-3
095-823-2628
午前8時30分~午後5時30分
大人1,000円、中高生400円、小学生300円
https://nagasaki-oura-church.jp/

★グラバー園
長崎市南山手町8-1
095-822-8223
午前8時~午後6時
大人620円、高校生310円、小・中学生180円
http://www.glover-garden.jp/

★長崎孔子廟 中国歴代博物館
長崎市大浦町10-36
095-824-4022
午前10時~午後4時
大人660円、高校生440円、小中学生330円
https://nagasaki-koushibyou.com/

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