3月19日。お江戸はずいぶん暖かくなりました
1週間の間に季節は進み、職場の近くのサクラは2~3分咲きといったところ。
花粉も折り返しだそうで…。
「お昼、行きますか」
隣のチームのYさんが、向かいの席のDさんに声をかけるのを聞いて、ワタクシも便乗させてもらいました。
「Fさんと行くつもりだったけど、戻ってこないですねぇ」とDさん。
「じゃぁ、Fさんおススメのあの店でどうですか? 『先に行っています』ってことで」
アクセス
桜田通りの神谷町交差点(日比谷線・神谷町駅3番出口)から御成門方面へワンブロック。
氷屋の角を左に折れて50mほど、ちょっと開けた空間のはす向かいに「南国亭」の看板を掲げる中華料理店があります。
少し先にも中華があると思ったら「陳麻家」なのね。
店に着こうというころに、Fさんから「行かれません」と連絡が。
お気に入りの店だけに、さぞかし残念がっているだろうなと思いながらドアを開けました。
店内の様子
グルメサイトによると、席数は100。
パーテーションなどはありませんが、テーブルの間がそこそこ開いていることもあり、それほど不安は感じません。
お箸は調味料入れ下の引き出しから。
手指消毒用のジェルが各テーブルに用意されているのもイイですね。
メニュー
ランチメニューの定食はライス、スープ、ザーサイがおかわり自由。
麺、チャーハンのセットには半チャーハン/ラーメンor杏仁豆腐が選べます。
種類も豊富だし、このエリアで税込850円なら使い勝手もよさそう。
「えっ、鍋がある!」
日本ではそれほどお目にかかることのない、おひとり鍋。
それもランチでいただけるとは、大いにそそります。
長崎ちゃんぽんのベースになっているという「燜麺」にもひかれつつ、羊肉の誘惑には抗えません。
いただきます
■五目焼きそばセット(850円)
最初にやって来たのは、Yさんの五目焼きそばセット。
まわりのオーダーを聞いていると、なかなか人気のあるメニューのようです。
鮭とレタスの入ったチャーハンは、Fさんも絶賛する逸品なのだとか。
■豚肉の角煮定食(850円)
「角煮が大好物なんです」というDさん。
しっかり味の角煮に対し、野菜は抑えめの味付けというメリハリが好印象だったようです。
付け合わせの白いかたまりは杏仁豆腐かと思いきや、フツーの豆腐だったそうで…。
■南国亭特製・ひとりde火鍋 羊肉火鍋(990円)
トレーの上にはおひとり用のカセットコンロに乗った鍋が。
ワタクシのように小柄な人には、ビミョーに食べづらい高さです。
でも、なかなかの具だくさん。
鍋にキクラゲをふんだんに入れるのが、中華っぽいですよね。
具を沈めつつフツフツするのを待つも、なかなかその気配がありません。
もしや、ガス切れ…??
スタッフを呼んでカートリッジを交換してもらいます。
よしよし、ようやく煮えてきましたね。
すでに半分ほどまで食べ進んでいるふたりに遅れまいと、大急ぎでいただきます。
クコの実やナツメも入っているし、花椒の痺れもしっかり楽しめる本格的な味。
辛さを控えめにしておいたので、むせる心配もありません。
羊肉も十分な量だし、何より野菜をしっかり食べられるのがイイ。
「もっと寒い時期に、コレ食べてみたかったなぁ」
ふたりの口調にうらやましさが感じられます。
暑い時期に汗をかきながら熱い鍋を食べるのも、中華圏ではフツーなんですけどね(笑)
“おひとり火鍋ランチ 【南国亭 神谷町駅前店(港区)】” への3件の返信
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