12月11日。ヒツジづくしの女子会から1カ月
あの時のカンドーを、羊肉好きの相棒にも味わってもらいたくて、今回の上京に合わせて行ってみないかと、写真を見せつつ相棒に持ちかけました。
「こういうオサレなのも悪くないけれど、それよりは串焼きみたいな素朴なのがイイなぁ」
そこで、あの時にも話題に上った店をピックアップ。
よりおトクにポイントが貯められないかと吟味し、コチラのサイトから予約しました。
ヒトサラに掲載されている店って、間違いがないといっていいんですよね。
アクセス
降り立ったのはJR神田駅。
高架に沿って北に進み、神田平成通りを渡ります。
地図からガード下だと分かっていましたが、イメージしていたよりもずっとローカル感のある店構えです。
メニュー&店内の様子
「ふたり? 予約ありますか?」
中国語なまりでぶっきらぼうな口調のスタッフに案内され、階段で2階へ。
我々が着いた時点では席に余裕がありましたが、あれよあれよというまに満席になりました。
きゃ~っ、「密」ですよっ!
■ザ・プレミアム・モルツ 中瓶(550円)
まずは瓶ビールでのどを潤しつつ品定め。
何といっても、ラムの串焼きはド定番です。
涮羊肉にもそそられるけれど、コレだけで終了になってしまうしなぁ…。
3つ折りになったメニューを開くと、冷菜から炒め物、点心、麺類、ご飯モノまで盛りだくさん。
餃子も食べなきゃ。
黒板には、画数の多さで知られるようになったビャンビャン麺もありました。
それ以外もなかなかツウ好みですこと。
いただきます
■拌干絲 押し豆腐の冷菜(880円)
メニューにコレがあるかないかが、店のローカル度合いのバロメーターになるように思います。
今まで食べたモノよりは幅が太め。
塩だれが効いていて、ダラダラと楽しめるお品です。
■孜然羊肉 ラム肉のクミン炒め(1,078円)
串焼きと迷ってコチラにしました。
クミンの香りがラム肉とピッタンコ。
我々が食べたかったのは、まさにコレっ!
■塩水羊肝 ヒツジレバーの塩ゆで(440円)
黒板メニューで写真がなかったので、冷菜だったのは想定外。
固めでねっとりしたのをチビチビとやるのが向いていそうです。
唐辛子のペーストと一緒にいただくのがおススメ。
■炒豆渣 おから塩炒め(638円)
中国にも豆腐料理があるからには、おから料理があるのもなるほどなと。
ザーサイと高菜の風味がよくて、日本の卯の花よりも口に合います。
■紹興酒 ボトル(1,760円)
飲みきれなかったら持って帰るつもりでオーダーしたのですが、まろやかで香りが酔くて、気づけばひと瓶空いちゃっていました。
いいんです、紹興酒は悪酔いしないといいますから。
■酸菜炖白肉 豚バラ肉と白菜漬け煮(1,078円)
「炖」は、とろみのある温かい汁モノ。
酸っぱくなったハクサイ漬けと豚バラ肉は、中国東北地方で一般的な組み合わせです。
春雨も入っていて、締めになりうる食べごたえ。
うっかりひとりで頼むと撃沈しかねません。
■羊肉水餃 ラムの水餃子(638円)
コレが来たと同時に、食べている品はいったん中断。
わが家の家訓は「餃子は熱いうちに食え」ですからね。
もっちりとした厚手の皮をかみ切ると、あふれんばかりのヒツジの香り。
レバーに付いてきた唐辛子ペーストと合わせると、よりおいしくいただけます。
羊肉文化の広まりに貢献した店に対し、羊齧協会から与えられるという「金羊賞」
「羊肉とクミンと香菜に栄光あれ」の一文に激しく同意です。
“羊肉とクミンと香菜に栄光あれ 【味坊(千代田区)】” への1件の返信
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