8月7日。時計を少し巻き戻して
浜松駅での乗車前、相棒が「行きたい店がある」というので、駅ビルに立ち寄りました。
アクセス
向かったのは、静岡の地酒「花の舞」の醸造元、花の舞酒造の直営店。
当初は天竜浜名湖鉄道沿線にある酒蔵を訪ねることも考えたようですが、浜松の駅ビルのほうが朝早くから営業していて、時間のロスもないじゃんと。
1日フリーきっぷを買った時に付いてきたグルメガイドには載っていませんが、ココも天浜線グルメということです。
なお、花の舞酒造の最寄り駅は、天竜浜名湖鉄道・宮口駅。
酒蔵見学も無料でできるそうなので、時間に余裕があれば、足を運んでみるのもよろしいかと。
土田杜氏がご案内する 花の舞酒造 蔵見学:https://hananomai.co.jp/kengaku/
店内の様子
相棒が楽しみにしていた有料試飲は開始前だったので、
冷ケースをながめて、列車の中で飲むのに酔さそうな品を探します。
昨年(令和3年)の全国新酒鑑評会で金賞を受賞したというのは、右上の木箱に入っているお品ですね。
それ以外のお酒も、こだわりを感じさせるオサレな品ばかり。
にしても、4合瓶は持ち歩くには重すぎます。
「品のいい大吟醸より、旨味の強いお酒のほうが好みなんですよね」というと、店のお姉さんがウレシそうな顔でこんな品を紹介してくれました。
その場で量って売ってくれるという、蔵出し生原酒。
300mlという容量は「飲み鐵」のためにあるんじゃないかと思えてしまいます。
竹筒を模したサーバーから。
キレイなお姉さんが注いでくれるので、さらによろし(笑)
「小さいカップって、ありますか?」
我々が尋ねるのを分かっていたかのように、出してくれたことにも感心します。
この時点で「花の舞」のファンになっちゃいそう。
いただきます
それからおよそ1時間後、キハ20色塗装の列車の窓辺で「居酒屋天浜線」の開店です。
米も米こうじの原料米も静岡県産、正真正銘の静岡の地酒。
■花の舞 蔵出し純米 300ml(581円)
自分史上で2番目に揺れる列車のなか、こぼさないよう慎重に注いで。
生原酒らしく、まろやか、かつ旨味がしっかりとしたお酒です。
名古屋・三重むしゃむしゃ修行 Act3「日本で一番長い●●●●●●に乗ってみた」 【三岐鉄道北勢線(桑名市~いなべ市)】
ちなみにこれまでで一番揺れたのは、三重県で乗った三岐鉄道北勢線。
あの時は、カップ酒の数口を床にくれてやることになりましたから(笑)
施設全体が登録有形文化財に指定されているという天浜線。
相棒は「趣のある古い駅舎や、車窓からの風景だけで、ココロなごんでお酒が進む」とご満悦です。
でも、天浜線の車内にお手洗いはないので、お酒はほどほどにね。
“「鐵」と●●を求め、三河~遠江へ Act8「居酒屋天浜線」 【花の舞酒造(浜松市)】” への1件の返信
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