3月28日。とり天うどん@630円ほか
3月後半のお江戸滞在は、この日が最終日。
盛りを迎えたサクラも雨模様続きで、本来の美しさを愛でることはできませんでした。
半月は季節が戻ったかと思う寒さに、花も縮み上がるよう。
温かいモノ食べたいモードにスイッチが入ります。
アクセス
花粉症が悪化して酷い声になってしまったDさんと電話当番を交替しての時差ランチ。
火曜日は午後イチでミーティングがあるため、出られるのはさらに後ろ倒しになってしまいます。
ランチ営業を終える店も出始める時間帯ですが、あそこならおそらくやっているでしょうと。
御成門交差点から東へ進んでいくと、国道15号(第一京浜)にぶつかる手前で「うどん」の幌と看板が見えてきます。
前回の電話当番の折、とんかつ屋の手前に見つけた讃岐うどんの店。
店の名の「こんぴらさん」は、いわずと知れた讃岐の国の観光名所、金刀比羅宮の愛称そのものです。
店内の様子&メニュー
壁一面のメニューを前に立ち止まってひと思案。
自家製の讃岐うどんを「かけ」「ぶっかけ」「醤油」のスタイルでいただけます。
天ぷらやトッピング、ごはんものも各種。
その右側に券売機が2台並びます。
券売機は現金専用。
春限定メニューの巾着うどんにココロひかれるも、残念ながら売り切れ。
なので、本日はコチラで。
店内に入るとすぐ、スタッフが食券を入れるためのトレーを差し出してきます。
席数は17席。
水や箸、調味料は、パーテーションで区切られた区画ごとに用意されています。
壁には、麺をはじめとした5つのこだわり。
おいしさは約束されたといってよさそうです。
いただきます
■とり天うどん(630円)、とろろ(150円)、青唐辛子(100円)
お江戸ではなかなかお目にかかれない、薄口の澄んだおだし。
いりこの香りが立っています。
讃岐うどんらしい、太目でコシのある麺。
粗めに叩いたとろろは、青唐辛子を加えてズズイといただきます。
青唐辛子も手加減なしに辛い。
でっかでかなとり天は、ムッチリしたモモ肉の旨味を薄手の衣で閉じ込めて。
油の風味が加わって、おだしがさらにおいしくなります。
これまでお江戸で食べたうどんでは、ナンバーワンじゃないかといっていいくらい。
お昼どきだけの営業だし、現金払いのみでありながら、お客さんが絶えないのが分かる気がしました。
席が空いていない時には、お弁当もアリですね。