7月27日。越の誉 生貯蔵酒 180ml@286円
柏崎で立ち寄った「酒彩館」では試飲ができませんでしたが、お昼ごはんを調達しようと足を延ばした長岡で、思いがけず県内の銘柄を飲み比べる場に出合えました。
次に乗る列車は12:34発。
「酒彩館」で買ってきたお酒に合いそうなモノを買って、長旅に備えましょう。
というわけで、「ぽんしゅ館」のある2階からワンフロア下りて、1階の食品館を物色。
お酒に合うのも大事だけれど、お腹空いたからちゃんとごはんになるモノ食べたい。
中華のお弁当を手に入れた後、もうひと品買い足そうと足を止めました。
おっ、コレは相棒が絶対に好きなヤツ!
しかも「日本酒が飲みたくなる」なんて書いてあるのもあるし…。
竹徳かまぼこ:https://taketoku.com/
アクセス
行きは糸魚川から海に沿ってのルートでしたが、帰りは上越線~飯山線を経由して長野へ出るルート。
昨日と違って全線JRだから、18きっぷ以外に追加料金はかかりません。
しかも、いつか果たしたいと思っていた飯山線乗りつぶしも実現できるというわけでして…。
最初の乗換駅である越後川口までは、わずか4駅20分強なので、ココはおとなしく。
それに、立ち客もいるくらいの混み具合でしたしね。
信越本線との分岐駅である宮内を出ると、列車は山あいへ。
降り立った越後川口駅は、それはそれはのどかです。
夏草も高く茂っているしww
改札寄りのホームに上がると、ほどなく折り返しの飯山線が入ってきました。
日差しも強く、待合室もないので、冷房の効いた列車に乗って待てるのはありがたい。
いただきます
ココから乗継駅の戸狩野沢温泉までは2時間弱。
気動車ならではの振動も、心地よい酒のアテになりそうです。
では、さっそく「居酒屋飯山線」開店とまいりましょう!
■越の誉 生貯蔵酒 180ml(286円)
「酒彩館」で手みやげ用に2本見つくろった後、レジ脇に値札だけ出ていたのに気付いて、奥から出してきてもらった生貯蔵酒です。
持ち歩いている間に冷え冷えではなくなってしまいましたが、まだこのくらい冷たければ十分。
■煮卵しんじょう(400円)、枝豆しんじょう(389円)、タコねぎ天(400円)
魚肉と山芋、でんぷん、卵白等を混ぜて蒸した「しんじょう」を油で揚げているのは、全国的に見ても、みなとまち新潟だけの食文化なのだとか。
値札には夏季限定としか触れてなかったですが、枝豆は、生産量も消費量も新潟が全国一位なんですよね。
越後川口駅を発車した飯山線は、すぐに魚野川を渡ります。
谷川岳を水源とし、上越線とほぼ同じルートで流れてきた魚野川は、このすぐ先で信濃川に合流。
新潟市で日本海に注ぎます。
そんな風景を眺めながら、さっそく「越の誉」をひと口。
涼やかなガラスのぐい飲みは、試飲用のカップが欲しいといったら、サービスしてくれたモノです(感謝)
「ぽんしゅ館」で飲み比べた3種よりもしっかりと存在感があって、思わずウットリとするうまさ。
うん、コレなら中華にも負けない。
■中華弁当(500円)
3種類のおかずがのった丼は、それなりにボリュームがあって、おつまみにもピッタリ。
おかずの組み合わせがいろいろあるなか、八宝菜×チンジャオロース×酢豚のパターンを選びました。
しっかり味だから冷めてもオイシイ。
タコねぎ天もはね返されるほどの弾力があって、食べごたえバツグンです。
オイシイおつまみにも恵まれて、「越の誉」がススム、ススム…。
本を読みつつ、うとうとしつつ、シアワセなひとときを過ごします。
戸狩野沢温泉では、向かいのホームに同じカラーリングの車両が待っていてくれました。
ココから長野までは、1時間10分ほど。
本宅までは篠ノ井線でさらに1時間以上を要します。
隣県なのに6時間もかかるなんて、遠いぜ、新潟。
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路線情報
★飯山線
豊野(長野県長野市)~越後川口間(新潟県長岡市)の31駅、96.7kmをキハ110系で運行。
全線単線、非電化。
長野県内では千曲川、新潟県内に入ると信濃川に沿った山間部を通り、越後川口側からの観光列車として上越妙高駅-十日町駅間に臨時快速「越乃Shu*Kura」が主に金曜日から日曜日および祝日に、長野側からの観光列車として長野駅-十日町駅間に臨時快速「おいこっと」が土休日を中心に運転されている。