寿司屋だけど、寿司だけじゃない【立川すしわさび(立川市)】

8月3日。真鯛としまあじのカルパッチョ@780円ほか

「午前中に用件を済ませて18きっぷで移動するから、八王子で合流して、刺し身の定食か海鮮丼の食べられるお店に行きたい」
そんな相棒の要望に店を見つくろうもピンとくるところがなく、お魚にとらわれずテキトーなところに入ろうということになりました。
でも、前の日に、立川にちょっとよさそうな店を見つけまして…。

アクセス

立川駅南口を出て、GRANDUOを左に見ながら進んでいくと、

WINS通りとの分岐の手前右手に、白い外壁と和の波文様をモチーフにしたロゴが目に入ります。
「神保町すしわさび」に続く2号店として、2024年5月末にオープンした「立川すしわさび」
ちなみに先日の出社ランチで、刺し身のおいしさに感激した「わさび」とつながりはありません。

ここの魚はなぜうまいの?【わさび 大手町店(千代田区)】


店内の様子&メニュー

店内はカウンターとテーブルを合わせて52席。
昭和の名残を感じるJ-POPがかかり、カジュアルな雰囲気です。

本日のおススメは、手書き風の1枚メニューで。

木の表紙が付いた冊子メニューを開くと、おいしそうなイラストが目に飛び込んできます。
「自家製ツナ!」「絶品!」「海の宝石箱!」
どれも気になる!

ページを繰っていくと、メニューのそこかしこに創意工夫が感じられます。

お寿司もいろいろな種類を網羅したセットから、手ごろな5貫、3貫握り、ひとつからオーダーできるお好みまで。
相棒ご所望の海鮮丼もありますね。

オイシイお魚には、オイシイお酒が不可欠。
さぁ、何を飲みましょうか。

いただきます

■生ビール(580円)、桜尾ジンソーダ(550円)、お通し(300円)
生ビールはサッポロの黒ラベル。
クラフトジン、それも桜尾を置いているとはなかなかツウ好みです。
ジョッキやグラスのイラストも、なんだかほっこり。

■真鯛としまあじのカルパッチョ(780円)
オサレなだけでなく質実剛健。
引き締まった白身をハーブソルトでいただきます。

■寿司屋が本気で作ったツナサンド ハーフ(450円)
早々にお腹を埋めてしまうのがモッタイナイ気もしましたが、寿司屋の本気は味わってみたい。
ていねいにキュウリを取り除いてから食べてみると、ツナ自体のおいしさが別格です。

■サーモン中落ちユッケ(880円)
「キミじゃなきゃ駄目なんだ!」とあるように、たたいたサーモンに卵の黄身をON。
ゴマと芽ネギがアクセントになっています。
にしても、ふたり分の酒のアテとしては多い。
白いごはんと一緒にほおばりたい。

■Maguroミートソースピーマン(650円)
ツナサンドとともに目を引いたのが、まぐろを使ったミートソース。
お腹にたまるパスタよりは、ピーマンで野菜補給を図りましょう。

半割りにしたピーマンに、Maguroミートソースをのっけてガブリ。
粉チーズがイイ仕事しています。
家庭菜園からとってきたばかりのピーマンでやったら、さぞかしオイシイだろうな。

と、そろそろ日本酒が欲しくなってきますよね。

■雨後の月 純米吟醸(550円)
北は秋田から西は山口まで、なかなかシブいラインナップ。
山口の「五橋」と迷いましたが、広島のなかでもまだ飲んだことがない銘柄だからと「雨後の月」を選びました。

まろやかでフルーティーで、我々がイメージする広島の酒らしくないタイプ。
刺し身よりは、ツナサンドやミートソースと相性がいいように感じます。
ワイン感覚に近いので、赤身のステーキとも合いそうです。

■日本刀 純米吟醸 超辛口(550円)
「雨後の月」が思い描いていたのと違っていたので、できるだけ対照的なモノを。
「日本刀」と書いて「かたな」と読む、静岡県浜松市のお酒です。
あっ、花の舞酒造といえば、あの時の…。

「鐵」と●●を求め、三河~遠江へ Act8「居酒屋天浜線」 【花の舞酒造(浜松市)】

ザ・辛口で、焼酎のようなアルコールっぽさがストレートにやってきて、真鯛とめちゃめちゃ合う!
純米吟醸でありながら、思わず「本醸造?」と聞いてしまいました。
酸味を効かせたマリネと合わせても。

「そろそろ海鮮丼に行って酔いかな?」
「もちろん!」

■海鮮丼(1,500円)
というわけで、お待ちかねの海鮮丼。
マグロにカンパチ、エビ、イカ、イクラ…と、丼からあふれんばかりです。

「ほらほら、エンガワだよぉ~♪」
わざわざちらつかせたくなる気持ちは、確かに分かります。

しかし、刺し身の下のごはんに箸を付けて、相棒がいいました。
「ボクが食べたかったのは、海鮮ちらしではなく海鮮丼だったんだよな…」
ごはんが白飯ではなく酢飯だったのが、期待ハズレだったようで。

■まぐろタヌキロール(550円)
対してワタクシは、ネーミングがユニークで、手軽につまめるお品を。
裏巻きに揚げ玉とネギトロをトッピングし、甘い醤油をかけてあります。
海苔がかみ切れなくて食べにくいけれど、組み合わせとしてはアリ。

お魚自体がオイシイし、意外性のあるメニューは他にもいろいろ試してみたい。
6月には東京ドームシティにも「すしわさび」をオープンしたそうだし、八王子出店の計画はないのかなぁ…。

店舗情報

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