販売終了間際の週末パスde茨城 2章2節「駅弁を買って帰ろう」

6月8日。海苔のりべん@1,300円ほか

3時間半近くの乗り鐵で郡山に着き、東北本線への乗り継ぎまで1時間。
この後、新宿まで4時間半ほど、本宅へ帰る相棒にいたっては、8時間以上の移動が待ち受けています。
なので、ココでお昼ごはんと飲み物を調達しておかなくては。

駅ナカで手堅く

出発前、郡山に住む朋友におススメのお弁当かテイクアウトできるお店を尋ねたところ、「駅を出てしまうとコレといった店がないので、駅構内でお弁当を調達して」と。
ならばと駅ナカのお弁当を検索していくと、JR東日本の「駅弁味の陣」でグランプリを受賞した、全国で屈指の人気を誇るのり弁が郡山にあることを知りました。
『マツコが知らない世界』でも絶賛されたそうで…。

在来線改札を出て左に折れてすぐ、NewDaysの隣に、駅弁の「福豆屋」と駅そばの「エキナカスタンド福豆屋」があります。

「福豆屋」の看板メニューは、もちろん海苔のりべん。
午前中で売り切れることもあるそうなので、手に入れられてよかった。

その後、相棒がお酒を物色している間にデザートもゲット。
「Fruits peaks」は、新宿駅南口改札内にもあるけれど、もともとは郡山が発祥なんですよね。

いただきます

11:50発の新白河行きに乗るため、少し早めにホームに向かいます。
せっかく手に入れた駅弁も、席が確保できなければお預けになってしまいますからね。

新白河までは40分。
その後も細切れの乗車が続きます。
しかも、座席は基本的にロングシート。
グリーン車も宇都宮以南しかないし、東北本線って、落ち着いて飲み食いには向いていないかも。

■磐梯山べんとう(1,400円)
今回は小ぶりのモノにしたとはいえ、ココでもトレーが大活躍。
ロングシートに座ったひざの上でも、安定感が違います。
オリジナルキャラクター・ぽぽべぇは、赤べこがモチーフかな。

山の形に似せた仕切りの内側にごはんを盛り、左半分はソースカツ丼、右半分は牛丼に。
境にはアスパラ焼き、右端にはきんぴらごぼうをあしらっています。
副菜も玉こんにゃくや花豆といった、福島らしいお品で。

■海苔のりべん(1,300円)
トレーはひとつしかないので、もうひとつはリュックを台にして。
かけ紙からも質実剛健さが感じられる駅弁です。

海苔は、親潮と黒潮がぶつかる栄養豊かな海に育まれた、みちのく寒流海苔を使用。

おかかとごはんの下からは、昆布の佃煮が顔を出します。

おかずは玉子焼き、塩鮭、かまぼこ、きんぴらごぼう、煮物と、定番の取り合わせ。

■ななくさビーヤ(550円)
そんな上質のお弁当には、ちょっと上質なビールを合わせたい。
二本松市の「ななくさナノブルワリー」の無濾過、非熱処理の瓶内2次発酵ビール。
酵母香るまろやかな味が、しっかりした味のおかずにちょうど酔いです。

新白河では、ホーム東京寄りに停まっている黒磯行きに乗り換え。

黒磯までは5駅20分。
かつて黒磯駅構内にあった直流/交流の切り替えポイント(デッドセクション)が、2018年に仙台寄りの本線上に移設され、E531系交直流電車が走るようになりました。

黒磯で13:21発の宇都宮行きに乗り換え。
電光掲示が首都圏と同じですね。

さて、郡山駅の「Fruits peaks」で買ったのは、アメリカンチェリーのエクレア。

■エクレール・アメリカンチェリー(626円)、タリーズ バリスタズブラック(158円)
手提げ箱を開いて皿代わりにし、ボトルコーヒーとともにいただきます。

アメリカンチェリーの深いレッドに金箔が映えるオトナなスイーツ。
パリッと軽いシュー生地とチョコカスタードも上品です。
欲をいえば、もっとおいしいコーヒーと一緒に食べたかった。

宇都宮で湘南新宿ラインに乗り込んで、すっかり消化試合。
目が覚めると都内に入っていました。

まとめ

さて、8,800円の「週末パス」
今回の旅でどれだけ乗りこなせたでしょうか。

Day1)
 JR中央線~総武線~成田線~鹿島線 ¥3,080
 鹿島臨海鉄道 鹿島神宮→水戸 ¥1,560
 JR常磐線 水戸→勝田 ¥190 ※交通系IC利用の場合¥189
 ひたちなか海浜鉄道 勝田→阿字ヶ浦 ¥570
 ひたちなか海浜鉄道 阿字ヶ浦→那珂湊 ¥260
 ひたちなか海浜鉄道 那珂湊→勝田 ¥350
 JR常磐線 勝田→水戸 ¥190 ※交通系IC利用の場合¥189
 JR水郡線 水戸→常陸太田 ¥330
 JR水郡線 常陸太田→水戸 ¥330

Day2)
 JR水郡線 水戸→郡山 ¥2,640
 JR東北本線~湘南新宿ライン 郡山→新宿 ¥4,070
 ※その後、それぞれの最寄駅までの運賃
———-
Day1 ¥6,860
Day2 ¥6,710(+α)
==========
2日間TTL ¥13,570(+α)

¥4,700以上おトクに乗れただけでなく、交通系ICカードが使えない区間があったにもかかわらず、行動中にきっぷを買う手間がまったくかからなかったのは、とても便利。
こんなに使い勝手のイイきっぷがなくなってしまうのは、非常に残念でなりません。

ちなみに、帰宅後ふたりしてやらかしたのは、ココだけの話(爆)

店舗情報

関連ランキング:弁当 | 郡山駅

にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村