2025夏 18きっぷで乗って食う 第7食「まぼろしの駅弁」【マリン(館山市)】

8月16日。くじら弁当@1,200円

JR館山駅の橋上駅舎から東口の階段を下りていくと、LED看板と「くじら弁当」ののぼりが目に飛び込んできます。

南房総では鎌倉時代から沿岸捕鯨が行われ、1987年(昭和62)の商業捕鯨の禁止以降も、ツチクジラなどの合法的な捕鯨が続けられているとのこと。
クジラ肉を使った駅弁は、かつて山口や長崎にもあったそうですが、現在残るのは館山が唯一です。

アクセス

上記の通り、JR館山駅の東口すぐ。

ロータリーに面した側は、イートインのできる喫茶店。

左手の階段側が、テイクアウト用のコーナーになっています。

メニュー

食堂飲みを軽めで切り上げたのは、この「くじら弁当」の存在があったから。

テレビで紹介されたり、駅弁番付で横綱に選ばれたこともある、懐かしく貴重な味わいの駅弁。

くじら弁当は、そぼろと大和煮とのコンビネーション。
クジラ肉を玉子でとじたくじ玉丼や、予約しないと味わえない竜田揚げもあります。

くじら以外に、丼モノやカレー、焼きそばのお弁当も。
おっ、くじらカレーなんてのもあるじゃ~ん。

いただきます

14:40発の内房線上り列車で折り返し。
2両編成のロングシートですが、気にせず飲っちゃいます。

■くじら弁当(1,200円)
経木でふたをするスタイルも、昭和世代には懐かしい。
海獣ならではの風味とちょっぴりもそっとした食感を、ショウガを利かせた大和煮と甘めのそぼろで味わいます。

翠ジンソーダも悪くないけれど、コレには日本酒かビールを合わせたい。

店舗情報

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