8月16日。くじら弁当@1,200円
JR館山駅の橋上駅舎から東口の階段を下りていくと、LED看板と「くじら弁当」ののぼりが目に飛び込んできます。
南房総では鎌倉時代から沿岸捕鯨が行われ、1987年(昭和62)の商業捕鯨の禁止以降も、ツチクジラなどの合法的な捕鯨が続けられているとのこと。
クジラ肉を使った駅弁は、かつて山口や長崎にもあったそうですが、現在残るのは館山が唯一です。
アクセス
上記の通り、JR館山駅の東口すぐ。
ロータリーに面した側は、イートインのできる喫茶店。
左手の階段側が、テイクアウト用のコーナーになっています。
メニュー
食堂飲みを軽めで切り上げたのは、この「くじら弁当」の存在があったから。
テレビで紹介されたり、駅弁番付で横綱に選ばれたこともある、懐かしく貴重な味わいの駅弁。
くじら弁当は、そぼろと大和煮とのコンビネーション。
クジラ肉を玉子でとじたくじ玉丼や、予約しないと味わえない竜田揚げもあります。
くじら以外に、丼モノやカレー、焼きそばのお弁当も。
おっ、くじらカレーなんてのもあるじゃ~ん。
いただきます
14:40発の内房線上り列車で折り返し。
2両編成のロングシートですが、気にせず飲っちゃいます。
■くじら弁当(1,200円)
経木でふたをするスタイルも、昭和世代には懐かしい。
海獣ならではの風味とちょっぴりもそっとした食感を、ショウガを利かせた大和煮と甘めのそぼろで味わいます。
翠ジンソーダも悪くないけれど、コレには日本酒かビールを合わせたい。