6月23日。名古屋遠征の締めくくりは
名古屋情報のチェックのため、Facebookで「いいね」しているサイトで、4月にこんな記事が紹介されていました。
いかにもオイシソウで、カラダによさそうなテールスープ。
エリア的になじみがないし、あまりお肉が好きではないJちゃんに申し訳ない気もしましたが、とりあえずリクエストだけ出してみたところ、大須での買い物の後、R氏と3人で行ってみようという話になりました。
コラーゲンをはじめ食物繊維や鉄分、亜鉛など、栄養価に富んだ一品。
これで、今回の遠征のテーマの「トレーニング&メンテナンス」もコンプリートできるかな?
アクセス
最寄り駅は、地下鉄東山線の中村日赤駅。
藤が丘方面行きのホームからは1番出口、高畑方面行きのホームからは2番出口と、ホームによって改札と出口が決まっているつくりは、事情を知らないと分かりにくいかもしれません。
そして、記事にも記されている通り、このあたりはかつての花街。
さすがに現役で商売をしているところはほぼなくなっているとはいえ、女子だけでウロウロするのが、多少はばかられるエリアでもあります。
よかった、今回はR氏というボディガードがいてくれて（笑）
店内の様子
Google Mapを手に、かつての花街を軽くめぐって店の前へやって来ると、ちょうど開店の時間。
看板は出ているとはいえ、そのつもりでいないと見過ごしてしまう店構えです。
L字型のカウンターに加え、小上がりには座卓が3つ。
建物自体はそこそこの年数が経っていますが、内装は新しいです。
「あ、蚊がいる」
開けっぱなしにしていた入り口から入り込んでしまったようで…。
メニュー
高級和牛のテールとふんだんの野菜を使った、テール「ベジタブル」スープが基本。
ベーシックなスープだけにするか、炭水化物をごはん、うどん、ラーメンのどれにするかの違いです。
スープ自体には肉が入っていないため、お肉を味わうには、トッピングで肉増しにする必要があります。
「食べる美容液」といわれると、ありがたみもひとしお。
花街が盛んだったころにこの店があったら、その方面の方もさぞかし重宝したことでしょうに。
アルコールメニューもありますが、主役が健康的なだけに飲まなくてもいいかなと。
いただきます
■テールクッパ+肉増し+野菜増し（950円+400円+300円）、テールうどん+ゆで卵（1,000円+100円）、テールラーメン+肉増し（1,000円+400円）
ワタクシはごはん、Jちゃんはうどん、R氏はラーメンと、3人3様にチョイスが分かれました。
肉も野菜もプラスと、自分ひとりでゼータクしているようだけれど、メンテナンスと思えばアリと思える値段です。
真っ赤なスープは辛そうに見えますが、ごくピリ辛といった程度。
それ以上にトロットロに煮こまれた野菜の甘味が生きています。
このスープにごはんは間違いなし。
「半分残したスープを持ち帰って、雑炊にしたい」
うどんを食べていたJちゃんの言葉に、実感がこもっていました。
お肉は箸で軽く触っただけで、スルンと骨から外れます。
余計な脂分のない、よくしまった赤身。
骨のきわのプルンとした部分もたまりません。
「本番前のような大事な時に食べたいなぁ」とつぶやいたら、店主が「全国発送もできますよ」と。
1食ごとの冷凍になっていて、10食以上は送料無料。
岐阜や三重あたりからクルマで買いに来る人もいるんですって。
