7月24日。麹町で用件を終えると、9時を回っていました
土曜日からの外ごはん続きに後ろめたさもあり、見切りのお弁当でも買って帰るつもりでいましたが、まともなモノは残っていないだろうなと。
あれこれ考えるのもめんどうになってきて、もういいやと思い始めたころ、ひょいとのぞきこんだ小路に「刀削麺」の看板が見えました。
うん、刀削麺だったら悪くなさそう。
アクセス
JR四ツ谷駅の麹町口から国道20号を東へ。
番町文人通りの看板を目印に左へ折れます。
隣はワインバル。
まだ東京生活を初めて日が浅いころに、2階のスタンドバーで立ち飲んだこともありましたっけ。
メニュー
店先のメニューをチェックしても、晩酌セットやおすすめがあるばかり。
刀削麺は裏側にあるのだろうかとのぞきこんでみると…。
石焼麻婆豆腐の下に、包み焼きそばなるモノが。
このテの焼きそばで有名な店を教えてもらった記憶がありましたが、混むのか、遠いのかで足を延ばすに至らなかったことを思い出しました。
地下へ降りていく階段の手前にも、包み焼きそばの看板が。
刀削麺より野菜も食べられそうだし、コレにしようっと。
厨房が見えるテーブル席に座り、奥から聞こえる宴会のにぎやかな声を聞きながら、メニューを写真に収めます。
ところが「写真はダメ」といわれ、この2枚のみ。
店員の監視が気になって、店内の様子も押さえられません。
いただきます
■肉野菜包み焼きそば 黒酢(1,180円)
肉野菜、玉子野菜、海鮮野菜の3種類があり、味は醤油、味噌、黒酢、辛味から選べます。
平皿に盛られてくるものだと思っていましたが、冷やし中華が入っているようなガラスのボウルに入ってきたのが意外です。
4つにカットされたひと切れを、大きなスプーンとフォークで小皿に取り分けます。
カリッとした焦げ目がオイシソウ。
香ばしく焼けた表面をめくると、一気に湯気が立ち上ります。
野菜もお肉もゴロゴロ。
ピントが甘いのは、コーフンのせいということで(苦笑)
部分ごとに異なる食感に、うまいうまいと箸を進めましたが、ひと切れ食べたところですでに腹八分目。
あっさり食べられるのを見込んで、ふた切れ目はテーブルの黒酢をかけていただきます。
それにしても、焼きそば何玉分なんだろうか…?
頼んだ時は1,180円という値段は高いと思いましたが、何人かでシェアする前提であれば決して高くはないなと。
半分食べた時点でもうやめようかと頭をよぎりましたが、どうやら持ち帰りには応じてもらえなさそう。
黒酢の助けを借り、必死になって食べ進めます。
あぁ、油がキツくて気持ち悪い…。
何とか食べきったとはいえ、もはやイブクロは若くないのぉ(苦笑)