飲んで、食べて越後米づくし Act5「駅ナカで唎き酒」【ぽんしゅ館・唎酒番所（南魚沼郡湯沢町）】

8月17日。でっかいおにぎりでお腹を落ち着かせた後は

アクセス

ぽんしゅ館内にある唎酒番所で、越後の日本酒を飲み比べるとしましょう。

酒蔵を模したレトロテイストな入り口には、杉玉が。
オトナの空間につき、16歳以下の入場は禁じられています。

「いっしょに酔っぱらって」といわれても、ココまで飲んだら飲みすぎでしょ（笑）

500円でおちょこ+メダル5枚と交換し、マシンで好みのお酒を注いでもらうシステムです。

1杯はおよそ23cc（おちょこ内の線が目安）
支払いには、Suicaなどの交通系ICカードおよびJRE POINTが利用できます。

ざっと見ただけでも、マシンのお酒は100種をゆうに超えています。
「うまみの強い日本酒が好みなんですけれど、どれがおススメですか?」
唎き酒師のアドバイスは不可欠です。

せっかく来たんだから、真剣に、酒、唎きますよ。

いただきます

■新潟銘醸長者盛山廃（小千谷市）
まずは唎き酒師に勧められた、81番のお酒から。
メダル投入口上の解説には「辛口、濃厚」「アーモンドのような旨味と香ばしさのある香り」「酸味と旨味のバランスが絶妙」「個性的な山廃止込みのお酒」とあります。
http://www.niigata-meijo.com/

んっ??
うまみがしっかり感じられるのを期待しただけに拍子抜け。
そもそも越後のお酒はすっきりしているイメージだったけど、うまみが強いといってもこんな程度なの?

加えて、視界に入る人という人がおつまみキュウリ（100円）を手にしていて、充満するにおいにそそくさと退散です。

館内の様子

でも、マシン向かいのカウンターで、味噌や塩をアテにぽんしゅを味わえば、ちょっとしたツウの気分。

先ほどの味噌汁で感じた通り、それ自体にうまみがある味噌です。
淡麗なぽんしゅでも、発酵同士で相性はいいのかも。

ズラリと並んだ枡のなかには、各地の特色ある塩が。
塩分過多になるため、味比べは控えましょう（笑）

そして奥のショーケースには、特別なぽんしゅが並びます。
唎き酒マシンに収められているものと違い、販売をしていないモノも少なくないので、気になるモノがあったら迷わずレジへ。

改めて、いただきます

2種類目は、黒板に書かれたおススメから「マンゴーのような淡い香り」にひかれて、58番の「田友」を。

■高の井酒造田友特別純米酒（小千谷市）
マシンにおちょこをセットし、メダルを入れてからボタンを押して。
マンゴーは分からなかったけれど、「長者盛」よりはフルーティーでしょうか。
http://www.hatsuume.co.jp/

人が少し落ち着いたところで、マシンをひと通り眺めて品定め。

■塩川酒造 COWBOY 山廃（新潟市）
3種類目に選んだのは「COWBOY 山廃」
注いでから、最初に唎き酒師に勧められた番号であることに気付きました。
日本酒らしくないネーミングの通り、海外向けに肉に合うようつくられたというぽんしゅ。
これまで飲んだなかでは一番個性が感じられるように思います。
https://www.shiokawa.biz/

■笹祝酒造笹祝きもと（新潟市）
「生酛」「純米」「無濾過」のキーワードにひかれて4種類目。
ほのかに琥珀がかった色合いが特色です。
COWBOYとはタイプが違うものの、コレもどことなくスパイシーな感じがして悪くありません。
http://www.sasaiwai.com/

■吉乃川極上吉乃川吟醸3年貯蔵（長岡市）
「笹祝」の色合いを見て、貯蔵酒という選択があったと気づき、最後はコチラを。
長岡市でおよそ470年の歴史を持つ蔵元です。
確かに熟成はされているけれど…。
https://yosinogawa.co.jp/

種類もさまざまならば、シチュエーションもさまざまな酒。

でも、どれも淡白で特色をつかみにくいように思ったのはワタクシだけかなぁ…。

店舗情報

ぽんしゅ館
ジャンル：居酒屋
アクセス：JR上越新幹線越後湯沢駅西口徒歩3分
住所：〒949-6101 新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢2427-3 JR越後湯沢駅構内ぽんしゅ館（地図）
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情報掲載日：2019年8月17日