10月11日。史上最大といわれる台風19号がやって来る前夜
引っ越しは翌日の予定でしたが、それどころではない事態に急きょ午後休を取り、前倒しで荷物を運び入れることとなりました。
しかし、冷蔵庫の配送は明日だし、ガスの開通も月曜になるしで、生活できるとはいえない状況。
あらかじめ食糧を買っておくようにといわれていても、旧居と行き来するとなれば荷物を増やすわけにもいきません。
一方で夜には、2日後に迫った本番に向けて、秘密の練習。
台風が過ぎるまでまともに食べられない可能性もあることだし、このタイミングでしっかり腹ごしらえしておくことにしました。
練習会場の近くまでやって来て、頭に浮かんだのはコチラのお店。
「また中華かよ」と呆れられそうですが、きちんとごはんにできるのがイチバンです。
アクセス
新宿大ガードから青梅街道を進み、歩道橋を過ぎた右手。
オレンジ色の看板が目印です。
店内の様子
1階こそお客さんはまばらでしたが、上のフロアからは宴会で盛り上がる声が。
その後やって来た人たちも、続々と上へ案内されていきます。
そうか、今日は3連休前の金曜だったんだっけ。
メニュー
自家製餃子を筆頭に、前菜、一品料理、麺類、ごはんものへ。
変わり麺のトッピングのボリュームが目を引きます。
+250円で餃子が付けられるなら、セットにしちゃおうっと。
ラーメンのスープは、4種類の素材でだしを取るクワトロスープと、昔ながらの鶏ガラ清湯スープが基本。
カレー味やトマトクリームなんてのも、季節限定メニューとして出ていました。
カウンターの立ち上がり部分には「喰らい方の極意」なる張り紙が。
その脇に「量少なめ、対応いたします」とあるのを、この時点ではそれほど気には留めていませんでした。
いただきます
■タンメン(750円)
モヤシにニラ、タマネギ、ニンジン、キクラゲ…。
期待通りの野菜のボリュームににんまりします。
餃子はまだしばらくかかると見込み、先にタンメンから。
野菜の下に隠れている太縮れ麺は思っていた以上に量があり、手にずっしりときます。
と、女性グループが帰った後のテーブルを片付けていたスタッフの声が聞こえました。
目をやると、半分ほど残った器がほとんど。
「女性客だと、このくらい残るのも珍しくないんだよね」
この時になってようやく「量少なめ、対応します」の意味が分かったのでした。
■餃子セット(250円)
本気を出さないと食べきれないと思ったところに、餃子もやって来ました。
香ばしく焼けた薄皮の餃子が6個。
コレで250円はお値打ちです。
肉と野菜をしっかりと練り上げた具には、オーソドックスという言葉がしっくりと来ます。
醤油+辣油はもちろん、酢コショウでもおいしくいただけそう。
食べきれなかったら持ち帰りにできないかと考えていましたが、結局、食べきってしまいました。