1月20日。大崎ランチもあと何回?
当初、1月末に一斉で行われることになっていたオフィス移転でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない状況下、荷造り・開梱時の「密」を避けるため、引っ越しが分散化されることになりました。
我々の部署は2週間ほど日程が後ろ倒しになったとはいえ、大崎へ出社する残りの日は片手の指の数で足りるほど。
ココロ残りのないようにしておかなくてはと、事前の下調べにも気合いが入ります。
アクセス
下調べでは少し遠いと感じた店でしたが、職場の人に尋ねると「あそこはおススメですよ」と。
昼休みのチャイムが鳴ると同時に席を立ち、ひとり急ぎ足で向かいます。
大崎駅からは南西方向。
新幹線の高架の手前から西に折れ、百反通りの坂を上ります。
以前訪れたインド料理の店よりもさらに先。
今までコッチ方面へ来るコトはほとんどなかったけれど、ランチできる店もそこそこあるみたい。
坂を上り切ってなお進むと、左手にGoogle Mapで見たのと同じ、緑色の幌が目に入ります。
「飲める魚屋」という口コミもあったけれど、確かにこの店構えは魚屋です。
店内の様子&メニュー
中の様子をのぞいてみると、真ん中にビニールをぶら下げたテーブルとカウンターで10数席といったところ。
あれって学校のイスですよね…??
ホワイトボードのメニューに目をやると、ベーシックな海鮮丼は800円、ウニとイクラが入ったスペシャルでも1,200円。
ビルのテナントに入っているような店だったら、1.5倍くらいのお値段になるでしょう。
また、外から見えるように緊急事態宣言期間内の営業案内もはられていました。
恵方巻も予約受付中。
そうそう、今年は節分が2月2日なんですよね。
引き戸を開けて案内されたのはカウンター席。
おかみさんが注文を受け、ご主人が手際よく盛り付けていきます。
持ち帰りの電話もちょいちょいと入ってきているみたい。
いただきます
■海鮮丼 ウニ入り(1,000円)
提供までは、わずか3分弱。
先にやって来た味噌汁はアツアツで、アサリのだしが香ります。
マグロの赤身を中心に、ホタテ、サーモン、甘エビ、タコ…。
質実剛健、誠実さは満点です。
そして、ウニ~っ!!
一般的なモノに比べてどす黒いように見えましたが、水っぽくなくて味が濃い。
寿司飯の酢もコハダの締め加減も若干強め。
こういうのが江戸っ子の好きな味なんだろうなと思いながら、箸を進めたのでした。