7月31日。初めての武蔵野うどん
数年前に中央線の車窓から見た看板で存在を知って以来、気になりつつも体験する機会がなかったモノがありました。
それは、武蔵野うどん。
所沢駅周辺のランチを調べるなか、地図上に武蔵野うどんの店を見つけて、食べずにいられなくなりまして…。
アクセス
所沢駅東口から真っすぐ伸びる通りを進み、所沢駅東口郵便局の脇の歩行者・自転車用の道を左に入ります。
微妙なY字路の角に建つ1軒の住宅が、お目当ての「涼太郎」
食べログ百名店にも選ばれる店だけに並ぶことも覚悟していましたが、すんなり入れそうでホッとします。
店内の様子
のれんをくぐって、ビックリ。
この雰囲気は、うどん屋ではなくカフェじゃありませんか!
席数はカウンター、テーブル、お座敷を合わせて27。
転載および複製が禁じられているため、アップするわけにはいきませんが、お座敷の壁には、フジテレビの番組で志村けんと上島竜兵、優香がこの店を訪れた時の写真が飾ってありました。
東村山の志村けんの実家からは10分の距離。
店長は志村けんと同級生だったという、ゆかりの店でもあったのです。
メニュー
さて、武蔵野うどんとは、東京多摩地区から埼玉県の一部にかけての地域で受け継がれてきた家庭の味。
もともとは武蔵野台地で採れる地粉が使われ、「うどんが打てなければ嫁にいけない」といわれてきたといいます。
「つるつるかめかめ」で縁起のいい食べ物だったというのもユニーク。
そんな手打ちのうどんを、肉汁やカレー汁とのつけめんで。
両方を味わえるダブルつけめんは、志村けん一行も堪能したそうですよ。
きのこつけめんや天ざるうどんもオイシソウ。
いずれのメニューもLサイズ(3玉)がデフォルトで、LL(一部は3L)までが均一価格となっています。
さらには選べるトッピングに、
イタリアンテイストのアレンジメニュー。
この自由さも、人気の理由といってよさそうです。
いただきます
■肉汁天ざる舞茸うどんセット L(890円)
相棒は、肉汁つけめんにマイタケとかぼちゃ天、きざみのりが付いたセットを。
麺の色が少しくすんでいるのが、地粉を使っている証です。
節のある麺はシコシコとして、つけだれの味がイイ感じになじみます。
つけだれも肉の脂でまろやか。
■ツナとナスととまとの白ワイン仕立てうどん 子ども(990円)
メニューにはありませんが、3玉で多いというと、2玉の子どもサイズで用意をしてくれます。
思っていたよりサラッとした、スープタイプですね。
冷たく冷やした麺のゴツッとした食感を楽しむつけめんに対し、コチラは生パスタ風のもちっとした口当たり。
白ワイン仕立てとありますが、家庭的な味で子どもにも喜ばれるんじゃないかと感じました。
武蔵野うどん、かなりワタクシの好みかも。