銀座のガード下であの名酒に出合う【銀座君嶋屋(中央区)】

7月23日。鍋島 特別純米 吉川産山田錦@600円ほか

開店前に並んだおかげで、あなご料理に舌鼓を打った後、相棒が本宅へ戻る列車の時間までに少し余裕ができました。

煤けた路地の奥、行列のできる店【あなご屋 銀座 ひらい(中央区)】

「高知県のアンテナショップ、試飲復活したかなぁ」
そんなことをいいながら有楽町駅方面へ歩きだします。
「そうだ、ずっと気になっていたガード下の立ち飲みの店、行ってみないか」

アクセス

外堀通りの有楽橋交差点の少し北で、並走していた高速道路のガードはほぼ直角に東へ曲がります。

その真下にあるのが「銀座君嶋屋」
ガラス越しに並ぶ一升瓶のなかには、見覚えのある銘柄もちらほらと見られました。
なんだかんだいって、我々が味わってきた日本酒もだいぶ増えてきましたからねぇ。

店内の様子&メニュー

入ると左側に、ワイングラスの下がる注文カウンター。
その上にあるのは、バーのメニューではなく、店頭に並べきれない在庫の案内です。

左手に進み、レジの脇にあるブラックボードでその日のラインナップをチェックしましょう。
「おぉぉ~、『鍋島』がある~!!」
相棒のリアクションに、店のスタッフの表情に親しみとかすかな誇らしさが加わったように感じました。

いただきます

■鍋島 特別純米 吉川産 山田錦(600円)
そんなわけで、相棒は「鍋島」一択。
相棒にとっては、ずいぶん前からの憧れで、昨年末「ふたつ星」に乗った折に念願を果たしたお酒です。
あの時は純米吟醸でしたが、今回は特別純米。
一升瓶とともに写真を撮らせてくれるのも、我々の気持ちを分かっていますなぁ。

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■てぐみ三三〇(1,100円)
一方、ワタクシは、京都・丹波のスパークリングワインを。
開栓にも注ぐのにも、ていねいさが求められるお酒です。

最初のひと口では果実感がおとなしめでしたが、時間を経るにつれて、また、瓶の底へ近づくにつれて、酵母感やおりの個性が出てくるように感じます。

大きなガラス窓越しに、夏の青空とビル群。
数分間隔で、東海道新幹線が通っていくのも見えます。
ほどよくお酒も回ったことだし、この後は電車のなかでお昼寝ですかね。

店舗情報

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