9月2日。純米大吟醸ゼリー@250円 ほか
3蔵(と1ブルワリー)をめぐって酔い気分で本通りへ出たところ、1軒のお菓子屋の前に出店が出ていました。
店の前には、我々と同じく紅赤色のおちょこホルダーを首から下げたイベント参加者たちが。
酒飲みも足を止めるスイーツ、ちょっと偵察してみましょう。
アクセス
JR信濃大町駅から北に延びる本通り(旧国道147号)
昭和な風情のアーケードが切れてから信号を3つ過ぎ、大町北郵便局のはす向かいあたりにあります。
先ほど訪れた「北安醸造」からは、200mほど。
メニュー&店内の様子
何ですって! 北安大國純米大吟醸の酒・酒粕を使ったスイーツですって!?
何ですって! 呑み歩き限定ですって!?
思わず声を上げた我々に、店のおばちゃんは「中にもありますから、どうぞ見て行ってください」と笑いました。
店内は、和菓子も洋菓子も扱う、いかにも町のお菓子屋さん。
ショーケースの上にディスプレーされたイーゼルにも「呑み歩き 一日限定品」とあります。
純米大吟醸ゼリーと、純米大吟醸粕とクリームチーズプリン、どちらも捨てがたい…。
えぇい、隣のマドレーヌと合わせて全種買っちゃえ!
いただきます
テーブル替わりの丸椅子に、この日限りのスイーツを並べます。
ゼリーとプリンは、よく冷えているうちにいただくべしですね。
■純米大吟醸ゼリー(250円)
地酒ゼリーといえば、諏訪の御湖鶴のをいただいたことがありましたが、それよりも甘さと割り加減が絶妙。
クリアさを極めていながら、もの足りなさを感じさせない―。
お酒を飲むパティシエでなければ、このバランス感覚には至らないんじゃないかと思いました。
■純米大吟醸 粕とクリームチーズプリン(250円)
「酒粕プリン、めちゃうまいですよ」
まわりから聞こえる酒飲みたちの声に、これまた期待が高まります。
まず酒粕のムース、続いてミルキーな感じ。
プリンというよりムースに近い、しっとりした質感です。
クリームチーズ系が強いけれど、その奥にちゃんとお酒(酒粕)が香り、まさに通好みの味。
■酒粕マドレーヌ(250円)
もう1品のマドレーヌは、持ち帰って翌朝に。
ふんわりではなく、少々もっさりとした食感がベイクドチーズケーキを思わせます。
けれども後に広がる香りは、きちんと酒粕。
イナカの町のお菓子屋さんからは想像できなかった、クオリティの高さ。
今度めぐり合えるとしたら、次回の「三蔵呑み歩き」ですかね。
“4時間だけの飲兵衛天国 藤長菓子舗編【信濃大町 三蔵呑み歩き(大町市)】” への1件の返信
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