9月29日。屋台村焼酎@350円ほか
「桜の馬場 城彩苑」を出た後、熊本城を左に見ながら内堀(坪井川)に沿って歩いていくと、ほどなく電車通りと合流。
熊本市役所と熊本東郵便局の間で、軌道は直角右に進路を変えます。
郵便局、商工中金の前を通って、いざ「熊本屋台村」へ。
「城彩苑」でのつまみ食いはできませんでしたが、その分ココでたんのうするんだモン。
店内の様子
2022年にオープンした「熊本屋台村」
熊本のおいしいモノが集結し、昼間からお酒を楽しめる、食と遊びのランドマークとして、1日平均2,000人もの客が訪れるといいます。
温かな明かりを灯すちょうちんも、こも樽を積み上げたディスプレーも酔い感じ。
およそ50mの上乃横通りの両側に、18の飲食店などが並びます。
竹灯籠も下がって、キラキラしてますね~。
1店舗あたりの席数が多くないとあって、ココロひかれる店はどこも順番待ち。
とにかく入れるところと、電車通り側入り口から一番奥にある「明るく楽しく 年金酒場」に飛び込みました。
カウンター席も空いていましたが、我々が入った後に、結婚式帰りらしき一団がどやどやとやって来て、外のテーブルを含めて満席。
久しぶりに顔を合わせて話は尽きないのか、終始大声でしゃべりっぱなしでしたね…。
熊本人が誇る名物といえば、馬肉。
信州も馬肉文化で知られますが、もともと地元の農耕馬を食べていた信州に対し、熊本ではセイショコサン(加藤清正)が軍馬を食べたことが馬肉文化の始まりだったのだそうです。
ホワイトボードに本日のおすすめ。
いきなり団子も熊本の名物ですよね。
寒いなかを歩いてきたことだし、おでんで温まるのも酔さそう。
となると、日本酒か焼酎ですかね。
月替わりの屋台村日本酒・焼酎は、卓上スタンドにラインナップがあります。
通常価格に100円プラスして、能登地震の復興支援に充てられるのも酔い試み。
「年金酒場」というだけあって、60歳以上は飲食料10%割引。
壁にはってある広告はブラックジョークかと思ったけれど、どうやら実在の企業らしい…。
いただきます
■屋台村焼酎(350円)、屋台村日本酒(390円)
ワタクシは焼酎のお湯割り、相棒は日本酒を熱燗で。
■おでん盛り合わせ(1,000円)
若いおねーちゃんのワンオペなので、出てくるまでにだいぶ待たされました。
既製品っぽいチープな味なのも、仕方がないかな…。
■アジフライ(649円)
さらに10数分待って、アジフライ。
コレも熊本まで来て、わざわざ頼むモノでもないんですけどね。
■馬串(770円)
コチラの店でいただいた、唯一の熊本らしい味覚。
中は結構レアですが、馬肉は生食できるので心配はいりません。
脂があってジューシーで、信州の馬肉とは別モノのように思えちゃいました。
ワンコインでためし酒
さて、「熊本屋台村」へやって来た目的のひとつは、1杯100円の球磨焼酎のためし酒。
国産米のみを原料に、人吉球磨の地下水で仕込んだもろみを人吉球磨で蒸留し、人吉球磨で瓶詰した球磨焼酎は、ウイスキーのスコッチ、ブランデーのコニャック、ワインのボルドーのように、地名を冠することを世界的に認められている数少ないブランド。
27蔵元から常時14銘柄を立ち飲みスタイルでいただけます。
球磨焼酎酒造組合:https://kumashochu.or.jp/wp/
■ななたき(100円)、秋の露 樽(100円)
ホテルから水筒に入れて持ってきたお湯で割って、香りを楽しみつつまったりと。
イブクロが活性化してきたところで、場所を変えるといたしましょう。
房の露株式会社:https://www.fusanotsuyu.co.jp/
常楽酒造株式会社:https://joraku.co.jp/
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