4月13日。全線1日乗車券@2,500円
2020年12月以来、2度目の訪問となった佐世保では、お宿と看板猫のいる店、ふたつの再訪を果たしましたが、せっかくここまで来たのですから、もうひとつ、中途半端になっていたミッションにもケリをつけておかなくてはなりません。
というわけで、最終日は、松浦鉄道で日本最西端の駅の訪問と全線完乗を目指します。
新しくなった1日乗車券で行こう
旅を続ける台湾朋友&案内役(相棒)よりひと足早くホテルを出て、佐世保駅。
昨日の嵐から一転、抜けるような青空です。
JRの改札を出て正面右寄りに、松浦鉄道の乗り場があります。
4年数カ月前にも写真に収めた駅名入りの階段ですが、
コチラは未踏の世界。
待ってろ、日本最西端の駅!(笑)
ホームに上がって右手に券売機。
以前の1日乗車券はスクラッチ方式でしたが、磁気券にリニューアルされていました(アプリもあり)
また、交通系ICカードも使えるようになって、利便性向上。
先発の佐々(さざ)行を見送って、向かいのホームの伊万里行に乗り込みます。
では、沿線の雰囲気を動画でお楽しみください。
日本最西端の駅・たびら平戸口
佐世保から27駅1時間36分、佐々から10駅38分でたびら平戸口。
ホームに降り立つと、限定グッズをPRするのぼりが揺れていました。
来た、来ちゃったよ…。
日本最西端の駅の看板と乗ってきた列車をカメラに収めて、ようやく実感がわいてきました。
たびら平戸口駅は、普通鉄軌道方式で全国の各駅とレールでつながっている駅としては、日本で最西端(なので、ゆいレールは含まれません)
「はたこトラベル」的には、4つの「端」のうち、ふたつを制覇したことになります。
たびら平戸口駅での停車時間は7分ほどあるので、到達記念の写真を撮って同じ列車に乗り込むこともできますが、時間が許すのであれば、1本見送ってコチラを見ておきたい。
駅舎内に設けられた、鉄道博物館。
午前9時~午後6時の間、年中無休で開館しています。
無料だから、列車の待ち時間に眺めるのにもちょうどイイ。
コンパクトなスペースに、JR松浦線だったころからの資料がぎっしりと詰まっています。
そして、4つの「端」の駅に関する説明も。
東根室駅は、つい1カ月前(2025年3月14日)に廃駅になっちゃったんですよね…。
正面のジオラマ。
なぜにトーマス(笑)
郷愁を誘う、紺地白抜き、縦書きの駅名標。
せんりゅう(現・潜竜ヶ滝)、えむかえ(現・江迎鹿町)など、現在とは異なる駅名もあります。
年季の入ったレールや計器、JR松浦線廃止時のヘッドマークは、マニア垂涎!?
タレントやアナウンサー、鉄道写真家といった方々のサイン色紙もありました。
グッズの購入や鉄印帳への記帳は、窓口でどうぞ(11:50~12:30、15:00~15:20はクローズのため注意)
駅舎を出て、外観をパチリ。
駅前の一角には、平戸市出身の作詞家、藤浦洸の揮毫による「日本最西端の駅」の碑が建っています。
施設情報
★松浦鉄道
佐世保~有田間の57駅、93.8kmを、主にMR-600形で運行