3月19日。夜が明けきらぬうちから行動開始です
職場のランチ仲間から「パンリサーチ、よろしくね」といわれてやって来た台湾。
台湾通いを始めたころはパン文化以前という感がありましたが、10ン年を経てどうなっているのかが気になります。
事前にネットで調べたところ、とある朝食屋さんの豆乳パンが評判とのこと。
売切れ必至だというから、早めに行かなくっちゃ。
アクセス
始発(の次?)の板南線に乗って忠孝敦化へ。
東に向けて歩き出すと、朝日が昇ってきました。
うわぁ、キレイ!
遮るもののないポジションを求めて、曲がるつもりの角の先まで行っちゃいました。
目指すお店はコチラ。
この交差点を左折し、延吉街を北上します。
いい感じの包子屋さんも店開き。
お腹に余裕があれば、帰りに寄るとしましょう(笑)
市民大道のガードを過ぎてさらに進みます。
活気を感じて地図と照らし合わせると、ココで間違いなさそうです。
店内の様子
路上がキッチンなのは、アジアでは珍しくない光景。
入り口へ回り込み、並んでいる品やメニューを眺めますが、豆乳パンらしいモノは見当たりません。
もしかして、やめちゃったとか…?
しかし、パンリサーチを抜きにしても、活気といい、ラインナップといい、なかなか魅力的な朝食屋さんです。
というわけで、ワタクシも列の後ろに付きました。
「豆漿は向こうだよ」といわれて奥へ進むと、寸胴の中でフレッシュな豆漿がふつふつとしています。
この豆漿でつくる豆乳パンは、間違いなくオイシイんだろうな…。
外帶(テークアウェイ)のお客さんも続々と。
いただきます
■鹹豆漿 小(30元)、燒餅 火腿蛋(35元)
先に受け取った鹹豆漿の脇に100元札を置いて待っていると、焼きあがった燒餅と引き換えにお代を持って行ってくれました。
鹹豆漿は、ちょっぴりしょっぱめ。
ザーサイの食感、ホロホロになった油條に懐かしい思いでいっぱいになります。
燒餅はかなり固めのパイ状。
歯が悪い人には多少キビシイかもしれません。
豆乳パン、キター
と、目の前を通り過ぎていく鉄板の上に、いい焦げ目の付いた丸い品が。
コレが豆乳パン?
帰りがけ、テーブルの上で冷ましている品を指して尋ねました。
「那是麺包嗎?(パンですか)」
「豆漿餅(豆乳パンだよ)」
おぉっ、これが豆乳パンでしたか!
■豆漿餅(25元)
というわけで、ひとつお買い上げ。
ビニール袋の上からもアツアツで、見た目よりズッシリしています。
白い粉をまとった、セミハード系といったところ。
半分に割ると、オレンジピールが入っているのか、爽やかな柑橘の香り。
密度のわりに重くなくて、味見のつもりがペロリと1個食べてしまいました。
今日もせっせと歩かなくっちゃ(笑)
店舗情報
★秦小姐豆漿店
台北市延吉街7號之6
02-2570-5589
午前5時30分~午後8時(土・日は午後2時まで)
無休